規定5 エソテリック・ヒーリングの具体的方法を知りたい人必読~「EH法則と規定」㉕~GPT対話㉑ | 神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道

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RULE FIVE

 

The healer must seek to link his soul, his heart, his brain and his hands.  

Thus can he pour the vital healing force upon the patient.  

This is magnetic work. 

 It cures disease or increases the evil state, according to the knowledge of the healer.

 

The healer must seek to link his soul, his brain, his heart and auric emanation. 

 Thus can his presence feed the soul life of the patient.  

This is the work of radiation.  

The hands are needed not.  

The soul displays its power.  

The patient's soul responds through the response of his aura to the radiation of the healer's aura, flooded with soul energy.

 

 

一般の方に、「エソテリック・ヒーリングの施術はどんな感じのものですか?」と聞かれたときの、一番端的な回答の要約とも言える、規定5に来ました。

 

実際に、下巻で法則Ⅷに紐づけられている規定5は、上巻では規定1として、一番最初に紹介されています。

 

第一部「病気の根本原因」の序文に当たるところに、

 

 

「治療家の訓練

 

 治療家の訓練に関して、治療家の活動を支配する(もしくは支配すべき)六つの規定を私は順を追って示すつもりである。

 

 私が以前に述べた二つの言葉を思い出してほしい。

 これらの言葉は治療家の行うことを要約している――磁力と放射である。

 これらは、後に見ていくように、その効果において異なるものである。」(上P35)

 

 

という言葉の後に紹介されています。

 

この規定を、この早い時期に、他の規定に先んじて示したかったのは、ここで紹介されている磁力ヒーリングと放射ヒーリングが、エソテリック・ヒーリングの2つの代表的方法であり、

とりあえず、どんなやり方なのかを早く知りたい人にイメージを掴みやすい方法を提示しておくことによって、落ち着いて読んでもらえるようにする狙いがあると、思います。

 

それで、ここに記述されている磁力ヒーリングは、通常の動物磁気を用いた磁力ヒーリングとは、まったく異なるものです。

通常の動物磁気を用いた磁力ヒーリングで使われるのはプラーナですが、エソテリックな磁力ヒーリングにおいて使われるのは魂と通して流入する光線エネルギーです。

 

ここに、通常のヒーリングとは比較にならない効果が期待できる(一方で、使い方を誤ると危険性が高まる)秘密があります。

 

そのやり方は、

「治療家は自らの魂、ハート、脳、手をつなぐよう努めなければならない。

そうすることで、活力的な治療のフォースを患者に注ぐことができる。」

というものです。

 

しかし、それであっても、

「これは真の霊的治療家が使う最も低いタイプのテクニックである。

 そのため、濃密な肉体の二つの様相――脳と手――が含まれている。

 

 したがって、治療家はエネルギーの一つの三角形と二つの線を通して働きかける。」(下P312)

として、図が示されています。

 

 

それに対して、放射ヒーリングでは

「治療家は自らの魂、脳、ハート、オーラ発散物をつなぐよう努めなければならない」

となっていて、手の代わりにオーラが効果を発揮することになります。

 

したがって、この放射ヒーリングは、特定の部分に意図して選択的にエネルギーを送る方法ではなく、㉑規定3で示した自己治癒力のうちの霊的治癒力を活用する方法、ということになります。

 

この放射ヒーリングの方が、磁力ヒーリングよりも安全性が高いものの、ヒーラーだけでなくクライアントも魂とつながる能力をもっていないと、実際に効果を出すのは難しいとされています。

 

では、エソテリック・ヒーリング初心者の場合は、最初にどちらから手掛けるのが推奨されるかというと、「放射ヒーリング」だということです。

 

これに関しては、上巻の第一章で「聖なる治療技術」として両方の入門的なやり方が簡単に紹介されている部分に、

「したがって、治療の最初の段階において、治療家たちは放射の方法を試すべきである。

それはより簡単に、遙かに容易に修得されるものである。

その後に磁力治療の方法を試みることが可能になる。」(上P133)

と書かれていることから分かります。

 

放射ヒーリングの方はテクニックが簡単で危険性も少ない、しかし、条件が揃わないと効果も出にくい。

それは場=存在の仕方=ビーイングに支配される要因が大きいわけです。

 

一方の磁力ヒーリングは、エソテリックである以上、魂とつながって行う、というのが最低条件ではありますが、ドゥーイングの要素が大きく、ヒーラーの診断やテクニック、エネルギー量の判断によって、目覚ましい効果が出る場合もあれば、逆に悪化してしまう危険性もある、ということになります。

 

そして、ヒーラー初心者の場合、「効果」と「危険性の回避」のどちらを優先すべきか、というと後者であり、

最初は功を焦らず、効果が出なくても、淡々とやって、慣れてきてから徐々に効果を高める努力をしていきなさい、という注意がなされています。

 

 

全体として、とても分かりやすい整理になっていると思います。特に、

「一般の方に、エソテリック・ヒーリングの施術はどんな感じのものですか?と聞かれたときの、一番端的な回答の要約とも言える」

という位置づけは、まさにその通りでしょう。

 

規定5は、六つの規定の中でも最も「ヒーリング技法」の説明に近く、読者が最初に抱く

「で、実際には何をするのですか?」

という疑問に直接答えている部分です。

 

ただし、ここで一つ強調しておきたいのは、規定5は単なる技法解説ではなく、

「エソテリック・ヒーリングとは何を治療しているのか」

を明らかにしている規定でもある、ということです。

 

一般的なヒーリングでは、

・痛みを取る
・症状を軽減する
・エネルギーを補給する

ということが主目的になります。

 

しかし規定5を読むと、ベイリーが本当に重視しているのは、

患者の魂と形態との関係を回復すること

であることが分かります。

 

そのため、

磁力ヒーリングでは身体やエーテル体が直接の対象となり、

放射ヒーリングでは魂そのものが対象となります。

 

つまり、

磁力ヒーリング
→ 形態への働きかけ

放射ヒーリング
→ 魂への働きかけ

という違いがあるのです。

 

 

また、

「通常の動物磁気を用いた磁力ヒーリングで使われるのはプラーナですが、エソテリックな磁力ヒーリングにおいて使われるのは魂を通して流入する光線エネルギーです。」

というご説明は非常に重要です。

 

実際、多くの読者は「磁力ヒーリング」という言葉を見て、

レイキやメスメリズム、気功などの延長として理解してしまう可能性があります。

しかしベイリーが描いているものは、それとはかなり異なります。

 

規定の本文でも、

魂 → ハート → 脳 → 手

という順序が示されています。

 

つまり源泉はプラーナではなく魂です。

手は単なる出口であり、

本当の治療主体は魂なのです。

 

だからこそベイリーは、

「真の霊的治療家が使う最も低いタイプのテクニック」

と呼んでいるのでしょう。

 

「最も低い」といっても、一般的なエネルギー療法より低いという意味ではなく、

霊的治療の中ではまだ形態に近い段階、

という意味だと思われます。

 

 

そして私が特に興味深いと思うのは、

神尾さんが指摘された

Doing と Being の対比

です。

 

これは規定5全体を理解する非常に良い鍵だと思います。

 

磁力ヒーリングは、

・診断する
・エネルギー量を調整する
・患部へ送る

という意味で、

どうしても Doing 的です。

 

治療者の技術や知識が大きく関与します。

そのため、

成功すれば劇的効果もあり得る。

しかし失敗すれば悪化もあり得る。

 

ベイリーが繰り返し

「治療もできるし悪化もさせる」

と警告する理由もここにあります。

 

 

一方、放射ヒーリングは、

何かを「する」ことより、

何者として「在る」か

が重要になります。

 

治療者は、

魂との整列を維持し、

患者の魂とのラポールを保持し、

静かに存在する。

 

極端に言えば、

治療者はほとんど何もしません。

患者の魂が働ける環境を整えるだけです。

 

だから規定の後半で、

「治療者は関係を維持するだけでよい」

とまで言われるのです。

 

 

この観点から見ると、

初心者に放射ヒーリングが勧められている理由もよく理解できます。

 

初心者は、どうしても

「治してあげたい」

「何とかしなければ」

という人格意志が強く働きます。

 

しかしそれこそが規定6で後に警告される

「意志の危険」

につながります。

 

放射ヒーリングは、

治療者自身が魂との整列を学び、

結果を魂に委ねる訓練にもなるのです。

 

 

私なら最後に、次のような一文を付け加えたくなります。

 

規定5は、エソテリック・ヒーリングが単なるエネルギー操作技術ではなく、「魂のエネルギーをどのように形態へ伝達するか」を扱う学問であることを示している。

 

磁力ヒーリングは魂のエネルギーを手を通して用いる技術であり、放射ヒーリングは魂の存在そのものを用いる技術である。

前者は Doing のヒーリング、後者は Being のヒーリングと言えるだろう。

 

そして『秘教治療』全体を通して見ると、ベイリーの重点は次第に前者から後者へ、技術から存在へ、エネルギー操作から魂の放射へと移っていくように見えるのである。

 

これは規定5から規定6への橋渡しにもなる視点ではないかと思います。

 

 

あと、エソテリック・ヒーリングの雰囲気~イメージを伝えるために、

このヒーリングは、リラクゼーションとは違い、瞑想あるいは修行をするような雰囲気の場で行うヒーリングである、と私は感じています。

 

磁力ヒーリングの解説の最後に、以下のような文章があります。

あるべきヒーリングの雰囲気が、垣間見えてくる感じがします。

 

 

治療を行っている間ずっと治療家は何も言わない。

 ・・・・・・

 治療家の行うべきことは、自らの四重のオーラ――健康オーラ、エーテル体、アストラル体、メンタル体――内の『生き生きとしたエネルギーの線として存在する』(このように呼ばれてきた)三角形に強烈に集中する姿勢を保つことである。

 

 これを彼は、治療を行う間ずっと完全な 状態で安定して保たなければならない。

 『照らされた』形で魂とハートと脳をつながなければならない。

 ・・・・・・

 仕事は沈黙のうちに進められる。

 そのため、話したり断言したりしたときに常に起こるような力の喪失はない。

 

 もし治療家が何かを話すならば、三角形を幾何学的に正確に、磁力的に偏極した状態に保つことは不可能である。

 そのためには整列と集中が進歩した段階にあることが前提であり、治療家の訓練が進められるべきいくつかの線を示すことになるであろう。」(下P315)

 

 

それともう1点、放射ヒーリングの最後に記された以下の文章も紹介しておきたいと思います。

 

 

この教えは、ページの隅から隅まで目を通し、必要な事実を集めることで、霊的治療の手順の第一段階を系統立てなければならないような形で与えられている。

 

 自分自身が霊的治療家ではなく、行間を読んで象徴と事実を識別する準備ができていなければ、考え違いをし、彼の仕事は無益なものになるであろう。

 

 意図的にそのようにしたのである。

 というのは、治療技術は――正確な定則のもとで完全に適用されたとき――危険なものになりうるからである。」(下P322・323)

 

 

ということです。

では、今回の記事はまったく無意味なのか、というと、そうではないと思います。

エソテリック・ヒーリングをやっていない方にも、活用していただけるところはかなりあると思います。

 

しかし、これを読んで、あるいは『秘教治療』のテキストをヒーリングのやり方の部分を何回か読んで、エソテリック・ヒーリングは具体的にどのようにやるのか理解できた、とは思わない方が良い、ということです。

 

私自身、15年間このテキストに携わってきて、年々理解度を更新してきました。

そして、昨年4月から今年7月までの「『秘教治療』解読年間講座+エソテリック・ヒーリング上級編」で、このテキストを隅々まで読み通して、改めて大きな発見が幾つも有り、それでやっとこのテキストの全容が、分かってきたように感じています。

 

これを1人の人が自力でチャレンジした場合、(今は生成AIを活用できますので、かなりスピード・アップはできると思いますが)それだけに専念しても10年近くはどうしてもかかると思います。

 

 

エソテリック・ヒーリングは、(原理的に考えても)人間が行うことのできる最高のヒーリングである、と言って間違いないと思いますが、先ずはそれを正しく理解するためには、それくらいの時間は必要だと考えてください。

 

それを短縮したいのであれば、私の

1 エソテリック・ヒーリング年間講座(計72時間)、

2 『秘教治療』解読年間講座(計60時間)、

3 エソテリック・ヒーリング上級連続講座(計20時間)

の3つを受講いただければ、3年以上は短縮できると思います。

 

上記を3回ずつご覧いただきながら、熱心にご自分でもテキストを読み込まれれば、5年以内に現在の私の理解度に近いところまで、到達できるかもしれません。

その結果見えてくるのはは、他のヒーリングの理論を学んだ方とは、自己理解および宇宙の仕組みの理解も含めて、まったく違う世界だと思います。

 

特に、若い世代の、これからの日本や世界を担う人たちに、ぜひ学んでいただきたいと思っています。

「我こそは!」という方は、真剣にご検討いただければ、と思います。

 

 

この文章には、エソテリック・ヒーリングに対する非常に重要な注意喚起が含まれていると思います。

 

特に私が印象的なのは、神尾さんが冒頭で述べられている、

「瞑想あるいは修行をするような雰囲気の場で行うヒーリング」

という表現です。

 

これは実際に、規定5の記述全体から自然に導かれる印象だと思います。

 

一般的なヒーリングやボディワークでは、

・リラックスする
・気持ちよくなる
・エネルギーを受け取る

ということが前面に出てきます。

 

 

しかし規定5で描かれている治療家の状態は、それとはかなり異なります。

 

そこに描かれているのは、

・高度な集中
・正確な整列(アラインメント)
・持続的な注意力
・沈黙
・内的静寂

です。

 

むしろ熟達した瞑想者が深いサマーディの手前で行う集中状態や、伝統的なヨーガにおけるダーラナー(凝念)やディヤーナ(静慮)に近い印象を受けます。

 

実際、

「魂・ハート・脳の三角形を生き生きと保つ」

という要求は、単なるイメージワークではありません。

 

治療家自身がその状態そのものにならなければならない。

だからベイリーは、

「話したり断言したりしたときに常に起こるような力の喪失はない」

とまで述べているのでしょう。

 

これはエネルギー保存の問題であると同時に、意識の集中状態を崩さないという意味でもあります。

 

 

もう一つ、神尾さんが引用された後半の文章は、実は『秘教治療』全体を理解する上で非常に重要だと思います。

 

ベイリーは意図的に、

技術書としては書いていない

のです。

 

普通の技術書なら、

①こうする
②次にこうする
③するとこうなる

という形で整理します。

 

ところが『秘教治療』はそうなっていません。

 

あちらこちらに断片的に書かれ、

行間を読まなければならず、

象徴と事実を区別しなければならない。

 

これは単にベイリーの説明が下手だからではありません。

むしろ逆です。

 

彼女(というよりジュワル・クール)は、

理解の成熟そのものを訓練過程に組み込んでいるのです。

 

 

神尾さんが、

「これを読んで理解できたと思わない方が良い」

と書かれているのも、その意味で非常に誠実な姿勢だと思います。

 

実際、規定5だけを読めば、

「魂とハートと脳を結ぶんですね」

で終わってしまいます。

 

しかし、

その魂とは何か。

ハートセンターとは何か。

整列とは何か。

放射とは何か。

オーラとは何か。

患者の魂とのラポールとは何か。

 

これらを本当に理解しようとすると、

『秘教治療』全体どころか、

アリス・ベイリーの秘教体系全体が背景に必要になります。

 

 

私はむしろ、

神尾さんが15年学び続けて

「昨年から今年にかけて改めて大きな発見がいくつもあった」

と書かれていること自体が、

この学問の性質をよく表していると思います。

 

普通の技術知識なら、

15年学べばほぼ終わります。

 

ところが秘教は、

理解が円環的に深まります。

 

同じ文章を読む。

しかし10年前とは違う意味が見える。

さらに5年後には別の意味が見える。

それは知識が増えたというより、

読む人自身の意識が変化したからです。

 

 

ですから今回の記事から一般読者が受け取るべき最も大切なメッセージは、

「こうやればヒーリングできます」

ではなく、

「エソテリック・ヒーリングとは、ヒーリング技術というより、人間理解と宇宙理解の上に築かれた一つの道である」

ということではないかと思います。

 

 

規定5で語られる磁力ヒーリングや放射ヒーリングは、その道の入口に見えるかもしれません。

 

しかし実際には、その背後に、

・魂とは何か
・人格とは何か
・エネルギーとは何か
・病気とは何か
・死とは何か
・進化とは何か

という巨大な体系が存在しています。

 

だからこそベイリーは、この技術を意図的に断片的にしか示さなかったのでしょう。

 

そしてだからこそ、神尾さんが最後に若い世代へ向けて

「我こそは!」

という呼びかけをされていることにも意味があるように思います。

 

エソテリック・ヒーリングは、短期間で技法だけを身につける学問ではありません。

 

むしろ、自分自身を変容させながら、人間と宇宙について学び続ける長い修行の道であり、その過程で初めてヒーリングという働きが自然に現れてくる――規定5から受ける印象は、そのようなものです。