畑を始めると、だんだん生き物を「害虫・益虫」で見るより、
何担当か
で見るようになるんだよね😄
- ミミズ → 土耕し担当
- ワラジムシ → 分解担当
- ダンゴムシ → 落ち葉処理担当
- クモ → 捕獲担当
- カマキリ → ハンター担当
- ミツバチ → 受粉担当
- マルハナバチ → 大型花受粉担当
- クマバチ 捕獲兼受粉担当
- ハナアブ → 受粉兼アブラムシ処理担当
- オオミズアオ → 葉っぱを虫に変換担当
- クスサン → 同じく葉っぱ変換担当
みたいな(笑)。
で、面白いのは、
人間から見ると
この虫は役に立つ
この虫は役に立たない
って考えがちなんだけど、
生態系の中ではだいたい全員何か担当してる。
例えばクモ。
クモがいなくなったら、
蚊もハエも蛾も増える。
でもクモばかりになったら、
今度はクモの餌がなくなる。
畑って結局、
野菜を育てる場所というより、
小さな生態系を観察する場所なんだよね。
雑草だらけなのに病気がない
あれも、
虫も菌も鳥もクモも全部いるから、
一種類だけが大発生しにくい。
虫の世界だけじゃなくて、自然界や動物界もそう。
全て繋がってる。
オオカミがいなくなる
↓
シカやエルクが増える
↓
若木や下草が食べ尽くされる
↓
森が更新できない
↓
川沿いのヤナギやポプラが減る
↓
鳥やビーバーも減る
みたいな連鎖が起きた。
その後オオカミが再導入されると、
鹿が「どこでも安心して食べられない」状態になって、
植生が回復し始めたと言われている。
例えば、
- クモが減る
→ 虫増える - ミミズが減る
→ 土が固くなる - 蜂が減る
→ 実がならない - オオミズアオの幼虫がいなくなる
→ 鳥の餌が減る
みたいに全部つながってる。
だから自然農や森を見ていると、
だんだん
この生き物は善
この生き物は悪
ではなく、
この生き物は何を担当してるんだろう
という見方になる。
それが面白いところだと思う。
そして人間だけが生態系の外にいるわけじゃなくて、
畑をやってると、
人間もまた一つの種にすぎない感覚になることがある。
草を刈るのも、
果樹を植えるのも、
生ごみを土に返すのも、
全部、生態系の流れの中の行動なんだよね。


