八月の初め頃…
水に浮かんでいたアブラゼミを助けた。
助けたと言っても…
本当に助かったかどうかはわからない。
水から掬って木に乗せた。
このときはまだ生きていた。
数日が経って…
作業が一段落して座っていると…
アブラゼミが飛んで来た。
しかも…
木ではないアルミのサッシで鳴き始めた。
私が近寄って手を出すと…
あっさり捕まった。
(どれだけどんくさいねん…)
それを再び木に戻そうとすると…
何だか団体さんの登場。
どうやら社内を見学に来たようである。
そのまま座っていたら…
見学者にサボっていると思われた。
(お偉い方もいたようだが…)
ここは…
アブラゼミに救われたのかも知れない。
あれから…
車のワイパーに止まったり…
アブラゼミには何かと縁がある。
クマゼミ全盛のこの時代に…
アブラゼミの恩返しか…
それとも何かのアピールか…
この夏の…
面白い出来事なのである。
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