年に一度の会社の研修&試験が終わりホッと一段落


今回の試験勉強中に気づいたことや研修中にハッとした事をシェアしたいと思います。



フランスに、平成元年に今勤務している会社に入社するためにやって来て~
以来・・・・
早、35年。


フランス人たちとの会話に35年経っても慣れず、
いつもアウェィな感じでいます。


会社の研修で何が一番嫌いか?
と言えば、
5~7人くらいの少人数のグループに分かれて
議題が与えられ、意見交換をする、
というプログラムが絶対にイヤ!!!


なぜか?
と言えば、
議題を与えられても、
話し合う内容も
主催者側が求めているものが何か?

が良く分からないから・・・・・

そういう感じで今までなんとなく乗り切って来たけれども、
今回、
どうして私がこういう形式の意見交換、
要するに、ディスカッション、
が嫌いか?
が、
今学んでいる陰陽道の学びからハッと気づかされることがありました。

それで、
どうして苦手だったのか?
よく理解出来ました。

それは、
日本人は全体像を掴んでそこから詳細を把握して行く事に長けているが、
西欧人たちは、点には長けているけれども、
全体像からは理解しにくい、
という事です。

私は常に全体像が分かっていないと、
それが何を意味するのか?
何を求めて何をしようとしているのか?
が分からず、
全くもって理解出来ないのです。

西欧人たちは、
点の集合体でコミュニケーションして行き、
皆の意見を寄せ集めて全体を作って行く、
という手法を取っている感じです。

なので、皆必死に自分の意見をアピールしようとする。

そうしなければ、
その会話の全体像の一部になれないから。

そして、西欧人たちは
ピラミッド構造がお好き。

トップダウンの構造で、
トップの指令には逆らえない。

白いものをトップが黒と言えば、それは黒になる。
日本の同調圧力がキツイ、というけれども、
その比ではない程にこちらのトップダウンの圧力は強い。

そういう構造のコミュニケーションに35年もこの会社に居ても慣れず、
努力して慣れて行こう~入って行こう~
とも思えない。



これは、そもそもの言語と言うか、思考の?感覚の?
構造上の違いであるので、
掴み取るのは難しい。

一般的な日本人は学校教育でもディスカッションやディベートなど
やって来ていないので(今は変わっているかもしれないけれど)
相手を打ち負かしてでも自分の意見を主張するというやり方には慣れていないと思う。

意見を言えないでいるとフランス人たちは
この子はフランス語が出来ないんだ、だから意見が言えないのだ、
と判断して半ば言語的障碍者の様に対応してくる。

確かに、こういうディスカッションの場では
勿論、フランス人のような語彙力も表現力もないので
必要最低限のギリギリのラインでの発言しかできない事は否めない

でもこういうディスカッションをすることの意義がそもそも良く分からない。

思考の構造上の違い、
これは目には見えないので、
自分が今どこで戸惑っているかを伝えたとしても理解してもらえない事が多い。
そもそもの思考の手段が違うから。

だから・・・・・
嫌な思いをしていたんだ、
でもそれは構造上の違いによるものだから仕方ないよね!
自分を責める必要は全くないよね!
という事でした。

今まで、フランス語が出来ない、と一方的に責められていたけれども、
話しているのに、きちんと説明しているのに、
それでもフランス語が出来ない、
と言われる理由が良く分からなかったけれども、
今回、ようやくその理由が分かり、落ち着きました。

陰陽道の学びって、本当に凄いです。
言霊学も学んでいるのですが、
そういう訳で、言葉に対して非常に敏感になっています。