【亡き飼い主さんから託されたヨーキーちゃんをお預かりしました】


お一人暮らしだった高齢の飼い主さんが急逝され、大切にされていたレリーちゃんを保護しました。


弁護士さんからのご依頼でお引き受けしました。


飼い主さんはお一人暮らしで、

ご自身に何かあった時のレリーちゃんのことを、生前からとても心配されていたそうです。



本来であれば取り残されてしまう可能性もあったレリーちゃんですが、

長年お付き合いのあった動物病院さんが、これまで大切に預かってくださっていました。


動物病院の先生、そして弁護士さんから、飼い主さんがどんな方だったのか、ご主人を亡くされた後、レリーちゃんにどれほど励まされていたのか、沢山のお話を伺いました。


レリーちゃんとの想い出のお写真も見せていただき、レリーちゃんがどれほど深く愛され、大切な家族として過ごしてきたのかが所々で感じました。


飼い主さんが最期まで大切にしていたレリーちゃんを私たちは責任を持って引き継いでいきたいと思います。



保護後、レリーちゃんはいつもお世話になっている当会の協力病院にて、レントゲン、エコー、心電図など、必要な検査をしっかり行っていただきました。


当初お聞きしていた不整脈は、

今回の検査では確認されませんでしたが、

軽度の心雑音が認められました。


全身状態を確認したうえで、

動物病院の先生のご判断により避妊手術は可能とのことで、

乳腺腫瘍の切除とあわせて手術を行っていただきました。


また、レントゲン検査では、

股関節に変形があることが分かりました。


病院の見解では、

過去に「大腿骨頭壊死症」

いわゆるレッグ・カルベ・ペルテス症を発症し、そのまま長い時間が経過した後の状態ではないか、とのことでした。


この病気は、大腿骨の先端部分である大腿骨頭に血流障などが起こり、骨が壊死・変形してしまう病気です。

小型犬に見られることがあり、

後ろ足を痛がる、足をかばう、体重をかけにくい、歩幅が小さくなるなどの症状につながることがあります。


レリーちゃんが後ろ足で踏ん張りにくかったり、

特に左足に力が入りにくかったり、ちょこちょこと小さな歩幅で歩いていたのは、

この股関節の変形や慢性的な違和感・痛みが関係していた可能性があります。


今後についてお聞きしましたが

すでに変形が進んでいるため、

股関節を元の状態に戻すことは難しいとのことでした。


そのため、これからは

滑りやすいフローリングを避けること、足腰に負担がかかりにくい環境を整えること、

体重を増やさないよう管理することを大切にしながら、無理のない生活を送れるよう見守っていきます。



飼い主さんが大切に大切に守ってこられたレリーちゃん。


その想いごと、私たちがしっかりお預かりしましたので、これからのレリーちゃんの時間が、

安心と優しさに包まれたものになるよう、大切にケアしてまいります。