「10日近く、ひとりぼっちで置き去りにされた重篤なシニア犬」

※個人情報への配慮と、日々起きている社会問題の一例をお伝えするため本件は動画ではなく音声でお届けしています。

今回のレスキューは、弁護士の方からのご依頼で動き出しました。

名前は『とうふ君』「事件により逮捕された飼い主さんの家に犬が取り残されている」

その一報を受け、焦る気持ちも満タンになりながら、法的手続きを早急に整えていただいた上で弁護士さん立ち会いのもと現場へ入りました。

最初耳にしたのは、110日近く置き去りにされている”という現実。

それから犬種は分からないが14歳という高齢、さらに重い持病があるという事。

「もう間に合わないかもしれない」

そんな思いがよぎる中、それでも"生きている”とじて緊張感MAXの中、扉を開けました。

この日、たまたま同行してくれたスタッフも強いストレスを感じながらのレスキューだったと思います。

結果は奇跡的に、生きていました。

冬だったこと、そして室内に散乱していた汚物などと一緒に瓶や缶詰、空箱などから、わずかな水分を取れていたこと。

いくつもの然が重なり、命はつながったのだと思います。

しかし、その体はすでに限界でした。

レスキュー後、メディカル検査の結果、心肥大、肺水腫もあり、左心不全、弁逆流、更に胆泥の蓄積や肝臓、腎臓の数値悪化等あり全身に深刻な負担がかかっている状態でした。

さらにメディカルの数日後にも重積発作が2回発生し、激しい痙攣が続きました。

再度通院し、てんかんの可能性という事でお薬もいただいてきました。

現在は

  • 抗てんかん薬
  • 利尿剤
  • 強心剤

を服用しながら、慎重に経過を見ています。

これまで、たった一人で恐怖の中を生き抜いた「とうふ君」。

ここからは、穏やかで、安心できる時間を過ごしてほしいと願っています。

このケースは、私達にとって決して特別なものではありません。

日々活動する中の一例として、ご報告します。

私たちは、目の前の命を救うだけでなく企業講演や学校授業、要望を通じて"同じことが繰り返されない社会”を目指しています。

どうか、とうふ君の応援をよろしくお願いいたします。