ヤンキー文化ってほぼほぼ縁がなかったけれど
ブレイキングダウンと言う格闘技コンテンツを
見るようになってから
それっぽい人たちの生態を知るようになり
ラヴ上等でトドメを刺された。
ラヴ上等とはMEGUMIさんのプロデュースする
出演者全員ヤンキー的な
ネットフリックスの恋愛リアリティーショーだ。
見たことある人いる?
登場人物女性も含めてみなヤンキーで
ガッテン系の仕事の人も多く、
言葉遣いも面白い。
他にもYoutubeなどでは
今は洗練されたオシャレなルックスだったりする
人気なインフルエンサー的立場の人たちの中でも
元ヤンキーなことを丸出しなのが売りになっているような人に惹かれてしまう。
リアルの映画関係者の知り合いや
なぜか自己啓発系でSNSで見かける人たちが
カンヌのレッドカーペットで
ロングドレスを着ているのに憧れる人たちもいる中、
私がザッピングの手を止めるのは
ヤンキーの人たちと言うのはなぜなんだ。
以前格闘技に惹かれる理由を話したことがあるのだが
多分それと同じような感じかな?
生(なま)の生命のエネルギーと
オーセンティックな感情の動きが
感じられるからだと思う。
動物としての人間
つまり人間の持つ
野生と心の交流の両方を
強く感じられるからかな、と思う。
自分の人生をその視点で振り返って見ると
中学の時に異性として意識した男性は皆
真面目なスポーツマン。
坊主頭の子もいた。
または理屈っぽい優等生。
ヤンキーは一人もいなかった。
高校生になると
美術部、写真部、フォークソング同好会
と言うバリバリの文系の人たちと
ばかりとつるんでいた。
高校の入学式では
土建屋(差別用語になってしまったが
自分は差別的には使ってない)
の息子とかに
お茶に誘われたりしたが
その子でさえ長髪のロックバンド系の
雰囲気でヤンキーからは遠かった。
学生時代に思い出せる
ヤンキーとの思い出と言えば
後に都内の有名私立に通うことになった
親友の一人の彼氏。
高校は私服通学の学校だったのだが
その彼はいつも学生服を着ており
その上着は長かく
パンツはかなりゆったりしており
(多分ボンタン?)
学生鞄は薄かった。
髪にはパーマを当て
剃り込みも入っていたと思う。
ヤンキーがほとんどいない
一応受験校の中で彼は目立っていた。
私には普通にオシャレで
のちにオシャレな有名私立大に行くことになる
親友がその彼に夢中なことを
とても不思議に思っており
最後までその魅力を理解することはなかった。
こんなことを書いていたら
一度だけヤンキー風の他校の男子たちと
ブラインドダブルデートしたことがあることを思い出した!
彼らは当時の言葉で言う
ツッパリってほどではなかったが
ビーパップスクールと言う当時流行りの
ヤンキー漫画を映画化した
主人公の中間トオルっぽい
雰囲気だったのを思い出したが、
私たちが2度と会うことはなかった。
話が絶望的に合わなかったんだと思う。
その頃私が仲良くしていた先輩
男子たちとは何を話していたのだろうか?
「天皇制の是非」みたいな話を
したこともなくはないが
大抵はどうでも話をしていたとは言え
少しは知的だったり
時に文学的だったりしていたと思う。
ヘルマン・ヘッセを読み
キングクリムゾンを聞く子
星新一を全部読んでる子
日本語ロックに
(当時そう言われるジャンルがあった)
夢中な子。
クールス(舘ひろしがいた)
やキャロル(矢沢永吉がいた)が
流行ってたのかもだが
そう言うの好きな人は周りに一人もおらず
私もそのころは魅力が全くわからなかった。
アメリカに留学するとそこは寮生の私立高校。
いわゆるプレップスクール
(通ってる人はプレッピー)
またはボーディングスクールと言うところに通っており
奨学金をもらっている生徒たち以外は
全員年間何百万も教育費に支払えるお家の子たちばかりで
その雰囲気はあなたが見たことがあるかも知れない
映画に出てくる(いじめのシーンとかで)
アメリカの高校の雰囲気とは180度違っていた。
私の言ってた学校は広い芝生と植栽の敷地に
ブラウンストーンの建物が
例えば図書館、ダイニングホール、
みたいに行くつも別れていて
生徒にも教師たちにも
普段は上着、男子はネクタイ着用と言う
ドレスコードもあった。
だから日本で言うヤンキーに準ずるような
スピリットを持った人には
そこでも関わったことがなかった。
当時のボーイフレンドも
16歳のくせに45年前に
アメリカンエクスプレスを唸らせて
ステーキハウスとかでのデート代を
奢ってくれるような
ユダヤ人男子だったり
他の男友達も南部の富豪の息子だったりと
とにかくヤンキーから遠い人たちばかりだった。
話長いな。
これどこ行くんだろ。
そんなことわかってたら人生は面白くないだろ。
って言うのが私の態度。
行き先を決めてビチビチに計画して出かける旅もいいが
どこにたどり着くかわからないままに流される旅もいい。
私たちは自由で
嫌ならいつだって離脱できるんだから。
で、ヤンキーよ!ヤンキー!
で、この間
生のヤンキー的集団の生態が
少しだが観察できるような場に行ったのよ。
そのために行ったわけじゃないんだけど。
応援している若いそこそこ有名な
格闘家のオフ会にね。
参加者はほとんど
20歳ちょっとすぎたばかりの人っぽい子が多くて。
タニマチ的なオヤジは二人だけ。
で、夜の飲み会なのにやけに子供率が高くて、
例えば一人の女性は普通に見たら
25歳くらいにしか見えないんだけど
子供5歳と11歳とかだったから
もう少し言ってると思うんだけど、
10時すぎた飲み屋に
その子たちだけじゃない
子供たちがチョロチョロしてて
その感じがね、
あ、これがヤンキー文化なのかな、って
思ったわけさ。
で、すごい男社会な感じなわけ。
文系の男の多くは私の時代でさえ
女性をチヤホヤするのが
当たり前文化だったから、
なんかうまく言葉に
できないのがもどかしいのだが
とにかく自分の知らないヤンキー文化の
ナチュラルな姿を生で見たわけよ。
別に暴走族とか
そう言うんじゃないのよね。
ただそこはかと流れるヤンキー感が
私の知らない世界だったのよ。
(興奮伝わる?)
(笑)
異文化交流ってさ
何も海外行ったり
外国人と交わったりしなくても
実はできるものなのよね。
例えば昔から
クラブに来る若い子、
当時は未成年もいたよね。
それでもさ
場所が六本木、原宿、とかに来る子たち、
私が好むように行くような子たちはさ、
元ヤンもいたけど
それ以上にオシャレさとかが
勝ってしまう感じで
ヤンキー感はなかったのよね。
ほとんどの参加者の
3倍ほどの年齢の私は
そのオフ会で勝手に異文化に身を浸して
なんだかすごい満足感があったのよ。
これは30年以上前にエジプトで
なぜかエジプト家族の家に招かれて
ご飯を振る舞われた時と同じくらい
異文化だったのよね。
(今思えばちょっと怖い。
私よ、よくぞご無事で)
ヤンキー文化にはイキリはあるけど
気取りはない。
マウントはあるけどなぜか温かみがある。
なんなんだろね〜、あれ。
完全アウェイながら
参加者から見たら
どう扱っていいかわからない
一人だけいる祖母くらいの年の人、
って感じだったと思うのだが
なぜか居心地が良かった。
で、最後に
本当に久しぶりに思い出したことがあるので
一人の元彼の話をするね。
60年以上も独身だと元彼の数も多いから
これまで話して来なかった人の話ね。
(笑)
米国の高校卒業して
米国の大学に行くはずが
結局日本に戻ってしまったので
米国の学校は6月終了で
次の年の4月までやることない時期があったのね。
その頃出会って付き合っていた彼は
普通の好青年風の服装で
お父様は普通に一部上場のやや偉い人で
しかもリアルタイムで村上春樹読み込み
早川ミステリーや映画も大好きなタイプの
青年だったのに、
やば、この人実はヤンキーだったの?
と言うのを目の前で見て
驚いたことがある。
デートの帰り
車で家まで送ってもらう間
私は当時ぼんやりしていて全く
気づかなかったのだが
実は車同士で
小競り合いになっていたらしいのよ。
私の家の前に着くと
すぐにその正面に白いバンが停められて
そこからヤンキー風の人が顔を出して
なんか言ってきたの。
イメージとしては
角度のついた金縁メガネかけてるような感じの。
そうしたら
いつもは温厚そうな雰囲気の彼の
顔が豹変して黙ってドアを開けて
そのバンのところまでツカツカと歩いて行った。
で、それからのことは
よく覚えていないのだが、
あるシーンだけはずっと記憶に残っているの。
彼が言いたいことだけ言って
その窓を閉めようとした
バンににじり寄り
横に開くタイプの扉の窓を
手でこじ開けながら
走り去ろうとする車を
一瞬だけど力づくで止めたんだよね。
車が前に進もうとする力と
彼がそれを阻止しよう
とする力のぶつかり合い。
え?
この人こんな怪力だったの?
一言も喋らないままに
手を出さないままに
喧嘩っ勝ってるみたいだけど
どうした?
私の目はただただ
丸くなっていたと思う。
少し落ち着いた後に
ゆっくり話を聞いたら
実は結構喧嘩もしちゃうタイプの
元ヤンキーだったってこと。
(笑)
見かけはすでに
その本質通り
文学青年的な雰囲気になっていたんだけど、
ヤンキー的一面を見られたのはなんか
かっこよかったな、って思った。
今どうしてるんだろ?
ってオチにしたいところだが
実は今でもほんの時々連絡来るよ。
会うことはないけどね。
これも読んでるかもね。
(笑)
![]()
ここFacebookで繋がっている人たちも
元ヤンとか少なそう〜。
でももしいたら教えてね。
長文歓迎だから
思い出話の一つでもしてちょうだい。
私たちの時代だと
スカート死ぬほど長かった、
とか、
カバンの薄さを競ってた、
とか、
箱乗してた、
とか。
いろいろ知りたい。
(笑)
ああ、なぜ今更ヤンキー。
人生まだまだ知りたいことがたくさんある。
おすすめのヤンキー映画とかある?
![]()
写真はラヴ上等の名セリフより。
知ってる人いる?
できなかった方は
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@を忘れずにどうぞ
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