たまにいらっしゃる60代初?のKさん。
ご来店の度に何か質問がある。
今日も食べ物の話と思いきや、
「あの~・・・スカーフはどういう風に巻いたらいいですか?」
「???」
専門外だが、出来るだけ応えよう。
「すみませんね、私 手術の跡があるからこの首元を隠したくてね。
若い人に聞こうかと思って。」
なるほど、そういう訳。
「ちょっと待っててください。」
そらの実のタンスから スカーフ、ショールを取り出して
お客さんKさんの前に立った。
今日のKさんの服装は、カジュアルなパンツにポロシャツ。
「まず、一番上のボタンを外して、このくらいの大きさだったら、たとえば、
こんな風にしたら?」
「あ~ボタンを外すのね。いや、どうしても跡が気になるからボタンを留めてるのよ。」
Kさんの首元を借りて、その場で実演。
「あ~、そうすればいいのね~・・・いや~わからなくてね~」
「そうね、Kさんだったらピンクとかオレンジとかもお似合いになるんじゃないかな?」
ここはレストランだが、普通の家でもある。
だから、こんな会話が出てくるのだろうか?