今月のお題は『小さな頃の夢』です。

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中学の卒業アルバムを開いてみると私の「将来の夢」には
『普通の主婦』
と書いてある。
「普通」を夢見る位、自分は「普通じゃない」と言う事に気がついていたのかもしれない。

小学校のアルバム。私の将来の夢は
『声優』
どうせテレビでアニメばかり見ていたのだろう。それにしても『女優』ではない所が我ながら謙虚。

小学3年生の時のピアノの発表会にて。ピアノ演奏の前に先生が
『yukyuxちゃんは将来スチュワーデスになりたいそうです』
と私を紹介していた。
何を血迷ったか。
恐らくドジでのろまな自分でもなれる職業はこれしかない、と思っていたのだろう。

幼稚園の卒業作品。将来なりたい職業に
『歯医者さん』
と書いてある。
これは今でも覚えている。私は幼稚園の頃、歯医者が大嫌いだった。だから自分が歯医者になって、鏡を見て自分の歯を自分で治したかったのだ。因みに患者である他人の歯を治す事など、これっぽっちも考えていなかった。

そして幼稚園に通う前。母によると、私に「大きくなったら何になるの?」と聞くと
『ちょうちょ』
と答えていたらしい。
「なぜ?」と聞くと「いろんな色でキレイだから」と言っていたらしいが、それは明らかに蛾であろう。
「大きくなったらバナナになりたい」と言っていた弟をバカにしていた私だが、さすが姉弟、と言わんばかりのアレっぷり。

でも

蝶々→歯医者→フライトアテンダント→声優→普通の主婦

年を重ねるにつれ、現実的な職業になっていっているため、こんな私でも現実を目の当たりにし成長しているのがわかる。

因みに高校の卒業アルバムでの担任の先生へのメッセージ。
「先生、今までありがとう」「先生が担任で良かったです」などの感動的なメッセージの中、私は
『二十歳になったら雪の女王(ミス・札幌)になります』
と書いてある。
順調に進んできた成長もここでストップ。
一気にまた非現実的な夢となっている。

更に、これだけコロコロと将来なりたい職業を変えている割には、どれ一つ叶えていない。

そして今。将来なりたい職業は……と考えるけれど、私の人生、今がまさに、あの頃思い描いていた『将来』のど真ん中。
小学生の頃、休み時間毎に汗をかいてまで踊っていた『変なおじさん』が今の私に一番近い。
もしタイムマシーンに乗って過去に戻れるなら、小学生の私に忠告したい。

『それ、たった今あなたが踊っているそれがあなたの将来よ』

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