今月のお題は『年上の男、年下の男、どっちがお好み?』です。
------------------------------------------------
幼稚園の時に「来週のお誕生日に何がほしい?」と母に聞かれてわたしは「おにいさん」と答えたそうだ。
「おかあさんといっしょ」の歌のおにいさんに恋焦がれていたわたしにお誕生日に届けられたプレゼントは、歌のおにいさんが付いたキーボードとパジャマだった。
たしかに大好きだった歌のおにいさん。
でも本当に欲しかったのは本物の「おにいさん」だった。
お母さんのお腹がお誕生日の前日に猛烈に大きく膨らんでその中には「おにいさん」が入っている。
ケーキのろうそくの火を消したら「おめでとう、プレゼントだよ」とお母さんのお腹が割れて「おにいさん」が出てくる。
そうして「ヨロシク!今日からおにいさんがいつも一緒だよ」という勝手な妄想を繰り広げていた。
両親がどう頑張っても無理なプレゼントというものがあるらしいと幼稚園児ながらに感じたのか、それとも歌のおにいさんで妥協したのかは不明だが、満面の笑みで例のパジャマを着てキーボードを弾いている写真が残っている。それ以来、家で「おにいさん」が欲しいと言ったことはたぶんない。
家族内で「おにいさん」が無理なら外で作ろうと、ご近所、幼稚園、習い事と、あちこちで「おにいさん」を作るという「おにいさん癖の悪い子供」だった。
癖だから、大人になっても治らない。
もちろん、あちこちでおにいさんを獲得する「癖の悪い」という部分は脱落して単なる「おにいさん癖」だが。
とにかく、あの幼稚園児だった頃のガッカリが影響しているのは確実である。
ついでに言えば「おかあさんといっしょ」では「おにいさん」とセットで「おねえさん」も自動的に付いて来るので、キーボードとパジャマにも「おねえさん」が付いていた。関係は無いと思うのだが、わたしの周りにはいつも「姉御もしくは姉御肌のおねえさん」がいるのだ。
無くて七癖と言うじゃないか。その一つが「おにいさん癖」というわけだ。
結果的に7歳年上の男と結婚してわたしは現在、無くて六癖になったのだ。
【癖】
1.かたよった嗜好または習慣。
2.いつもそうであること。ならい。ならわし。
3.欠点。非難すべきこと。
4.ある状態になって、もとに戻しにくくなること。
5.そういう傾向になること。
(広辞苑より抜粋)
------------------------------------------------
You think what? は読者投稿のコーナーです。
こちらから投稿出来ますので、あなたの意見もぜひ聞かせてください。
お待ちしています!!
------------------------------------------------
◆ゲストライター:葵 陶子

典型的な一人っ子性格の元ナースは現役大学生主婦。
貧弱なボディからは想像のできない行動力と妄想力。人生の選択基準は「おもしろさ」。聞き間違い・思い違い・言い間違い、つまり「勘違い」体質。
夫と娘を巻き込んでの爆笑とハプニングの毎日は突っ込みどころ満載。
紅茶とチョコレートマニア。
------------------------------------------------
幼稚園の時に「来週のお誕生日に何がほしい?」と母に聞かれてわたしは「おにいさん」と答えたそうだ。
「おかあさんといっしょ」の歌のおにいさんに恋焦がれていたわたしにお誕生日に届けられたプレゼントは、歌のおにいさんが付いたキーボードとパジャマだった。
たしかに大好きだった歌のおにいさん。
でも本当に欲しかったのは本物の「おにいさん」だった。
お母さんのお腹がお誕生日の前日に猛烈に大きく膨らんでその中には「おにいさん」が入っている。
ケーキのろうそくの火を消したら「おめでとう、プレゼントだよ」とお母さんのお腹が割れて「おにいさん」が出てくる。
そうして「ヨロシク!今日からおにいさんがいつも一緒だよ」という勝手な妄想を繰り広げていた。
両親がどう頑張っても無理なプレゼントというものがあるらしいと幼稚園児ながらに感じたのか、それとも歌のおにいさんで妥協したのかは不明だが、満面の笑みで例のパジャマを着てキーボードを弾いている写真が残っている。それ以来、家で「おにいさん」が欲しいと言ったことはたぶんない。
家族内で「おにいさん」が無理なら外で作ろうと、ご近所、幼稚園、習い事と、あちこちで「おにいさん」を作るという「おにいさん癖の悪い子供」だった。
癖だから、大人になっても治らない。
もちろん、あちこちでおにいさんを獲得する「癖の悪い」という部分は脱落して単なる「おにいさん癖」だが。
とにかく、あの幼稚園児だった頃のガッカリが影響しているのは確実である。
ついでに言えば「おかあさんといっしょ」では「おにいさん」とセットで「おねえさん」も自動的に付いて来るので、キーボードとパジャマにも「おねえさん」が付いていた。関係は無いと思うのだが、わたしの周りにはいつも「姉御もしくは姉御肌のおねえさん」がいるのだ。
無くて七癖と言うじゃないか。その一つが「おにいさん癖」というわけだ。
結果的に7歳年上の男と結婚してわたしは現在、無くて六癖になったのだ。
【癖】
1.かたよった嗜好または習慣。
2.いつもそうであること。ならい。ならわし。
3.欠点。非難すべきこと。
4.ある状態になって、もとに戻しにくくなること。
5.そういう傾向になること。
(広辞苑より抜粋)
------------------------------------------------
You think what? は読者投稿のコーナーです。
こちらから投稿出来ますので、あなたの意見もぜひ聞かせてください。
お待ちしています!!
------------------------------------------------
◆ゲストライター:葵 陶子

典型的な一人っ子性格の元ナースは現役大学生主婦。
貧弱なボディからは想像のできない行動力と妄想力。人生の選択基準は「おもしろさ」。聞き間違い・思い違い・言い間違い、つまり「勘違い」体質。
夫と娘を巻き込んでの爆笑とハプニングの毎日は突っ込みどころ満載。
紅茶とチョコレートマニア。