ある占いの結果……
「あなたは、外では強く見せていても、実は精神的に弱いところがあります。常にどこか我慢しており、また、なかなかうまく甘えることができません」

これって誰にでも当てはまる占い結果じゃありませんか?

誰だって、集団の中で生活していくためには多少なりとも我慢して、自分の感情を抑えるシーンがあるはずです。集団の和を重んじた結果、自分が思っている以上に、周りから「強いよね」と評価される女性は多いと思います。
本当は、そんなことないのに。

そんな中、「あの子って弱いところがあるから……」と言われるような女性がいます。
それは、涙を見せる女性。それも、いとも簡単に。

もちろん、感動して、とか、悲しくて、なんて、心から溢れ出す感情のまま泣くことはかまいません。大いに泣いていただいてけっこう!私もそこまで鬼じゃあない。

でも、話し合いの場なんかで、お互い冷静に意見をぶつけようとしているときに流される涙。あれが許せない。

そういった話し合いの場において、どちらかが泣いてしまうと、それ以上話を進めることが不可能になります。
泣いた方は感極まった感情をぶわ~っと解放することですっきりするでしょうが、こちらはもやもやした気持ちを抱えたまま、なんとなく、その場を丸く治める

しかも、端から見ると「あ~あ、泣いているよ……あの子、いじめられたのかな、かわいそうに」なんて、泣いている方=被害者、私=加害者という図式になります。

泣いたもん勝ち、とでも言うのでしょうか、相手に先に泣かれると、こちらは泣くわけにはいきません。
おいおい!泣きたいのはこっちだよ!!これなんて茶番?
と、相手の感情がヒートアップするのに比例して、こちらの気持ちは醒めていきます。

鬼のcheeco様の前では、泣いて水に流そう……なんて都合のいい話がまかり通るわけもなく、「いや、泣いて済む話じゃないから」と、ぴしゃりと言い放ったこともありますが、なんとも後味の悪い結果にしかなりませんでした。


泣いてみせると弱く見えますが、感情をありのまま表に出すことができる人というのは、非常に強いと思います。
自分の感情を表に出すことで、その場をねじふせる強さ。感情を曝け出しても相手に受け入れてもらえるだろうという強さ。なんだったら、相手にどう思われようとかまわないという強さ。
そういったものを、すべて持っている。

女の涙にごまかされちゃ、いけない。


言うまでもなく、私も、「犬に例えると、トゲのついた首輪をしたドーベルマン」なんて言われるほどの、いかにも強そうなタイプですが、冒頭のような占い結果を言われると「すごーい!なんでわかるの!?」なんて感激しちゃう単純なもんです。こういう普段強がっている女こそ、本当は弱いんですよ。

もし、これを読んでいる男性の方がいらしたら「ぼくだけは本当の君を理解しているよ」みたいな顔して冒頭の台詞を言ってみてください。30過ぎの女には相当ききますよ。