女にとって転機とはいつなのか……

もう死んでもいいっ!という大恋愛をしたとき?
これこそ生き甲斐だっ!という仕事を見つけたとき?

いやいや、女の転機。
それはズバリ結婚でしょう。

いつするか。よりも
誰とするか。で、大きく変わってくると思う。

女にとって結婚はギャンブルと同じ。
今までの人生をどんでん返し出来る大チャンス!
とか何とか書いてあるエッセイを読んだことがある。

若かかりし頃のアタシは
「ふ~ん。そんなもんかね」
なんて思ったもんだ。

結婚して子どもを産んだ今なら
少しわかるような気がする。

結婚をするということは
一応、永遠の愛を誓うことなのだ。
相手の親兄弟や親戚ともファミリーになり、
現実に色々恩恵も受ける。

結婚をすると簡単にリセットなど出来ないのだ。
少なくとも、常識ある大人は。

子どもが生まれるとさらにリセット難易度は増す。
子は鎹とはよく言ったものだ。
(ちなみに、鎹-カスガイ-とは2つのものを繋ぎとめるの意)


これは知り合いの美しい女性の物語

彼女はその時、憔悴していた。
大好きな父と可愛がっていた犬が
いっぺんにこの世を去ってしまったから。

寂しくて。寂しくて。
誰かに頼りたい……そんな時。
彼女は3人の男性からプロポーズされていた。

1.大好きだった元カレ
常に側にいてくれ、何でも話せる相手。
一番自分を理解してくれている。

2.年下のとてもハンサムな男の子
自分をずっと好きでいてくれた彼。
一番自分を大切にしてくれるだろう。

3.今のオット
居酒屋でナンパしてきた小肥り。
一緒にいて楽しいが、これといって特記すること無し。


ど~~~考えても普通の精神状態であれば1か2を選ぶであろう。
けれど彼女は3を選んだ……
「あまり好きじゃない人を選んだ方がいいと思った」

う~ん。深い。大人の理由である。

そんな結婚をした彼女も今では2人の子どものお母さん。

しかし、夫婦関係が上手くいってない夜なんかは
自分の選択が間違っていたのではないか・・・
あの人と結婚していたら今ごろ……
などと考えてしまうらしい。

うんうん。わかるわかる。

だけど……今の自分の子どもたちに出会えたことを思うと、
やっぱり間違ってなかったのよね。
ふふふ、と笑う彼女の横顔はとてもキレイで
いつもに増して魅力的に感じた。


結局、結婚というギャンブルの勝ち負けなんて
自分がどれだけ幸せと感じることが出来るか
……ということなのだ。