間接照明をきかせた薄暗い部屋
シトラスのアロマがゆんわりと漂う。

そこに全裸で横たわると、
贅沢にも2人のエステティシャンが
「ではマッサージを始めます」

慣れた手つきでオイルを擦り合わせ
体温ほどに温まったオイルを体に滑らせていく。

「ああ、極楽とはこういうことなり…」

余りの気持ち良さと深いリラックスに
ついウトウトしていると


「えいっ!カンチョォォォーーー!!」

「ギャッ!!!!!」

な、生のお尻にカンチョーを!
なんて非常に危険な行為!!

このエステティシャンたちは7年前と4年前に
アタシが産み落とした子どもたち。


彼女達がベビーの頃からベビーマッサージをし続けているので
いつの間にかテクニックを覚え、母であるアタシにしてくれる。
ベビーマッサージを(笑)

自分が受けた気持ち良さをアタシにお返してくれているのだ。

ベビーマッサージというのは深いコミュニケーション法。
身体だけでなく心まで癒してくれる。
マッサージする人の愛情や温もりが伝わり
心が通い合って、さらに絆を深めることができる。
ベビーやチャイルドがいるお宅は、ぜひお試し頂きたい。


心理セラピーを学んで
子どもがどんなにワガママを言ってもダダをこねても
「そのままのアナタでいいんだよ~」
子どもを認めることの大切さを知った。

ところが、現実問題!
ギャーギャー泣き喚かれると、
親としてコントロールしたい欲求がムクムクムク。
「そんなワガママいう子はもう知らないっっっ」
ついつい、イガイガした悪魂エネルギーをぶつけて自己嫌悪。


そんなアタシが生理前でイライラして喚いていた時に
「そんな怒ったところもママの一部分だよ」
と、子どもが言ってくれたのだ。
まさに自分の醜い部分も認めて貰えた嬉しさ…!!


そうなんだ。
やっと気づいた。
そのまんまのアナタでいいんだよ~
って究極の愛に包まれていたのは母であるアタシの方だったのだ。

子どもは赤ちゃんの時から本当にママを愛していて
ママを心から求めている。
そのまんまのママを。

子どもを産むと、何かが変わる気がして怖い方も多いと思う。
でも何かが変わるのではなくって、世界が広がっていくのだよ。

そして究極に自分を愛してくれる人間が誕生するということ。