天神ビッグバンの中心である天神交差点に面した象徴的な場所に、「ワンビル」ことワンフクオカビルディングが今日開業しました。

かつて多くの市民に親しまれた福ビル、天神コア、ビブレ。これらの思い出深い施設が、天神ビッグバンにより新たに「ワンビル」として生まれ変わったのです。福岡のまちの歴史を振り返っても、まさに新たな1ページの幕開けであり、福岡を次のステージへと進めてくれる象徴的なプロジェクトだと思います。

天神ビッグバンの起点は、福岡が抱えるいくつかの課題を解決するためでした。例えば、福岡県西方沖地震で福ビルの窓ガラスが割れたことに象徴されるように、天神の街には耐震強度の強化が求められていました。また、細長いペンシルビルが多い中で、ワンフロアで広い面積を確保できるオフィスの供給も重要な課題でした。高付加価値のビジネスを呼び込むための、ハイスペックなオフィス環境の整備が急務だったのです。

こうした課題に応える形で完成したのが、このワンビルです。強固な耐震性能、西日本最大級のワンフロア面積を誇るオフィスフロア、スタートアップの拠点機能など、多様な魅力を備えた先進的なビルとなりました。たくさんの飲食店も多くの市民、働く皆さんを惹きつけてくれると思います。

さらに、福岡市が進める「Fukuoka Art Next」や「都心の森1万本プロジェクト」など、まちの未来を形づくる主要プロジェクトの理念もこのビルに体現されています。敷地には160本の樹木やたくさんのアート作品が建物を彩っています。

福ビル、ビブレ、コアが長年にわたり多くの人々に愛されたように、ワンビルもまた、福岡の新たな象徴、そして“顔”として、多くの市民に親しまれ、新しい思い出を生み出していく場所となることを、心から期待しています。












福岡市長 高島宗一郎