本日、『福岡市の問題解決 街の景色を変えたリーダーシップ進化論』が発売になりました。
正直なところ、自分の16年を本にまとめることには、ずいぶん迷いがありました。うまくいったことばかりではありませんし、胸を張れる話ばかりでもありません。書き進めるうちに、思い出したくない場面も何度か出てきました。

それでも書こうと決めたのは、36歳で市長になった当時の自分が「知りたかったこと」を、そのまま残しておきたかったからです。前例のないことをどう進めるのか、反対の声とどう向き合うのか、人と組織をどう動かすのか。教科書はどこにもなく、ずっと手探りでした。

行政の話として書きましたが、届けたいのは自治体の関係者だけではありません。会社で、地域で、学校で、「変えたい」と思いながら一歩を踏み出せずにいる方の背中を、少しでも押せたらと思っています。

先日の会見でも、次世代に襷(たすき)を繋ぐという表現を使いました。改革のフェーズから、街づくりのフェーズへ。そして、自分の変化は進化なのか退化なのか——そう自問自答する中で見えてきたもの。その意識の変化も、素直に書きました。16年間、この街と市民の皆さんに育てていただいて得た経験と気づきを、一冊にまとめています。

福岡市内の書店に並び始めるのは今週末ごろかと思いますが、よろしければ、手に取っていただけると嬉しいです!




福岡市長高島宗一郎