こんばんは、福岡市長の高島宗一郎です。


 今日は、未来を担う子どもたちを育むための予算について、お話ししたいと思います。



○いじめゼロ

 昨日、待機児童ゼロについて書きましたが、ゼロにしたいものは他にもあります。
 それは、いじめです。平成25年度はいじめゼロプロジェクトを立ち上げ、これまで以上にいじめ問題に取り組んでいきます。

 まず、いじめゼロサミットを開催し、各区から代表の子どもたちに参加してもらい、セミナーを聞いてディスカッションを行う。そしてそこで出てきた課題を実際の教育現場に反映をさせていきたいと考えています。さらにいじめの問題を学校だけの問題で終わらせずに地域全体で取り組んでいく。学校と地域を結ぶコーディネーターを派遣し、地域や公民館とも密に連携をとりながら、このいじめゼロに取り組んでいく。そうして、子どもたちの道徳心、いじめられた相手の気持ちを感じる心を育んでいきたいと考えています。

 そして、小学校6年生から中学校2年生という特に心と体の変化が激しい時期の子どもたち全員に対して、いじめの兆候や、心の不安定さなどを詳しく探ることができるQUアンケートを実施します。これまでも一部の市立学校では実施していたのですが、対象を全市の市立小中学校、さらには私立の学校にまで拡大して、福岡のすべての小学校6年から中学2年までの子どもたちを対象に実施したいと考えています。

 こうした様々な取組みに力を入れていくことで、福岡からいじめをなくしていきたいと考えています。私の心からの、強い願いです。



○英語教育

 私は、これからの時代、子どもたちが活躍するためには語学力が大事だと思っています。

 平成24年度はすべての中学校・高校にネイティブスピーカーを配置し毎週授業を行うという 、政令市で一番進んだ取組みを始めました。
 平成25年度は小学校6年生に、毎週ゲストティーチャーの授業を実施したいと思います。実はすでにいくつかのモデル校ではゲストティーチャーによる小学校6年生への授業を毎週行っており、授業が年間15時間だった通常の学校と比べて、中学生になった時の成績で3.4ポイントの差が出ることが分かりました。そこで平成25年度は、全校の小学校6年生に毎週ゲストティーチャーの授業を実施し、早い段階から英語に触れてもらおうと考えています。

 さらに、今年度から市立中学校の生徒を9日間釜山の英語体験施設グローバルビレッジに派遣するというプログラムを開始しましたが、平成25年度は私立の学校にも対象の枠を広げて、派遣人数も70名から100名に拡大して 実施したいと思います。私もこの事業に参加した生徒たちの報告会に出席し子どもたちの声を聞いたのですが、子どもたちの語学に対する意識の変わりようにはたいへん驚きました。



○子ども・教育予算65億円増

 平成25年度はこれらの子どもたちに対する様々な施策、待機児童の解消や道徳力の向上、いじめゼロ、語学教育などを実施するために、子ども・教育予算を65億円増やし、未来の福岡を担う子どもたちをしっかり育む、特に子どもに重点を置いた予算を編成しました。



~ 続く ~