NHK・BSアーカイブスで、再放送になっていたこの番組。
2007年といいますから、8年前の作品です。
2012年に公開された映画「天のしずく」の元になった作品でしょうか。
辰巳さんが季節と寄り添いながら、自然の恵みを
大切にいただく日常の食卓の風景が美しく、心満たされる映像です。
(以前に映画「天のしずく」をご紹介した記事は、こちら
)
そして菜園で、大切そうに菜の花を摘み、青菜を採る辰巳さんの言葉にドキリ。
「人から教わろうと思っているでしょ。
事実から、現象から教わるのよ。」
大地に根っこをはり、ご自身としっかりと向き合う辰巳さんの生きる姿勢が、ズシリと響く一言です。
さてその菜の花は、油、塩で炒め、酒、しょうゆで味付けをして「菜の花の小丼」に。
早春の恵みそのもので、とっても美味しそう
。
『シンプルに、でも素材の味を感じる』、そんな辰巳さんの一品。
春の主役、筍の下拵えをなさりながら、
「見えないところに手をかけるのよ。
人間も下拵えが大切。
見せる事ばっかりでしょ。
下拵えも時を逃してはダメよ。」
湯がいてあく抜きをした、筍の下の方を薄切りにして、
千切りになさり、それを筍ご飯になさってましたが
「一度ね千切り筍のご飯をいただくとね、銀杏切りのは食べられないわよ」
は~、なるほどです、千切りね~。
いつも筍は銀杏切りですが、早速作ってみます。
実は、アタクシ明日泊りがけで出かける予定。
留守宅の食事は何を作ろうと思っておりましたが
「千切り筍ご飯」に決定ね。
そして今や有名な、そして映画「天のしずく」になったスープ。
- 天のしずく 辰巳芳子 “いのちのスープ” [DVD]/NHKエンタープライズ
- ¥4,104
- Amazon.co.jp
丁寧に丁寧に、手を抜くことなく、大切につくられたスープ。
「よくなるように、よくなるように」と祈りながら作っておられるそうです。
「全ての生き物はよりよくなることをもとめているの。
食材もまた美味しいものになりたがっているのよ。
そして待つことね・・・」
20代半ばにして結核を患い、15年間の闘病生活を経験された辰巳さん。
「待つほか、仕方がないの。
保存食つくるのもね、時がこなければできないでしょ」
辛い闘病生活もまた、現在のご自身の力となっているそうです。
幼いころから、決して丈夫ではなかったそうですが
「この年まで生きて、仕事もできて感謝ですよ」
現在は、90歳になられた辰巳さん。
やはり「感謝
」。
<追記です
>
さっすがに、生の筍はまだまだで![]()
でも菜の花は、美味しくいただいちゃいましたよ
。
辰巳さんは、ご飯にのせて小丼になさってましたが
アタクシは、一品料理として、ニンニクと炒めて
麻の実ナッツをたっぷりふりかけて~。
やはり旬のものです、とっても美味しい~
。

