出発進行 | 雑草生え放題 

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鉄道関連の新聞記事見出しなどで多用されるこの言葉、はたして書いた側、読む側、正しい意味を理解しているのだろうか?


「新型新幹線車両、出発進行」みたいなやつね。


おそらく、発車して進んでいくと言う意味にかけて、発車時の単なる儀式的な言葉としかとらえていないような気がする。



あれ、正確には運転手が信号機の呼称確認してるんだよ。


赤青黄色の現示(表示)による信号機は3種類あって、いわゆる「駅」の構内から本線に出るところにある「出発信号機」、その駅構内に本線から入るところにある「場内信号機」、本線間にある「閉塞信号機」だ。


駅を出るときに、「出発信号機は進行現示である」と言うことを声を出して確認しているのが、「出発、進行」という言葉の正体なのである。


だから、このとき運転手が見ている信号機はこんな感じに見えている。


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では、もしも出発信号機がこんな現示をしていれば、


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出発、停止」だ。もちろん列車は動かない。



それでは、こんなときは。


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出発、高速進行」。

これがある場所はきわめて限られてるけどね。


こちらはよくあること。現物写真がないけれど、黄色1灯現示の場合は、

出発、注意、制限45

なんて呼称して発車していく。出発進行とは言わないで走り出す。


駅間走行中にもやっている。青1灯現示を見るたびに、

閉塞、進行

と言い続けながら走ってるよ。まあ、言わない人もいるけど。

同様に、場内信号機を見るときは、通過する駅でも「場内、進行」。

通過駅の出発信号機が進行現示してればやはり「出発、進行」だ。


だから、「出発進行」の言葉には、「出発する」という意味なんかない。


この記事も重箱の隅を突くようなものだから、意味なんかない。