引っ越し前後の住まいの変化を、少しずつまとめています。
洗面所編を終え、今回からはいよいよ最終章「クローゼット編」です。
洗面所と同様に、クローゼットも形が大きく変わった場所のひとつ。
新居での私のスペースは、大容量の「ウォークインクローゼット」から、一般的な「壁付けクローゼット」に変わりました。
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▶︎ 引越しで変わったわが家の暮らし
ポール長が「半分以下」に?!
引っ越しにあたって一番の懸念は、私の洋服に使えるハンガーポールの長さが以前の半分以下になってしまったことでした。
かつての私は、自他共に認める「洗濯物をたためない、畳んでもしまえない女」。
旧居のクローゼットは余裕のある作りだったこともあり、 「たたまなくて済むなら、全部かけたい!」という一心で、肌着やインナー、使用頻度の低い季節外の服まで、ありとあらゆるものをハンガーにかけて管理していました。
旧居のクローゼット
ですが、物理的にポール長が足りなくなるなら、話は別です。
「かける収納」への執着を手放し、重い腰をあげて「たたむ収納」を取り入れることに決めました。
洗濯物を「ひと塊」で捉えるのをやめてみた
「たたむ収納を増やす」と決めた時、脳裏をよぎったのは2軒前の家での苦い記憶でした。
当時は、取り込んだ洗濯物をソファや床に「とりあえず」置き、巨大な山(通称:チョモランマ)に。
そんな様子を眺めては、「やっぱり自分はダメなんだ」と自分を諦めていたのです。
気づいたら洗濯物の山で息子@寝返り期が寝ていた……なんてこともありました。
あの絶望を繰り返さないために、取り入れたのは、洗濯物を「ひとつの大きな塊」として捉えるのをやめることでした。
今、わが家の洗濯物は、とりこみながらその場で5つの「行き先&たたみ方」に分類されます。
・洗面所: タオルや家族の肌着(取り込みながら、立ったままたたむ)
・夫と息子のクローゼット: 家族のトップス(ハンガーのまま移動)
・夫と息子のクローゼット: 家族のボトムスや靴下(軽くたたんでカゴへ)
・私のクローゼット: 私のトップス(クローゼットで専用ハンガーへ)
・私のクローゼット: 私の肌着・靴下(取り込んで、クローゼット前でたたむ)
「さあ、洗濯物をたたむぞ!」と気合いを入れるのではなく、流れ作業の中で行き先ごとに振り分けていく。
家の中へ持ち込んだあとの作業を最小限にしたことで、チョモランマは今のところ登場していません。
「自分の分はこれだけ」という発見
そしてもうひとつ、大きな発見がありました。
行き先を細かく分けたことで、なんとなく面倒なものだった「今日、私がたたむべき自分の服」が実は「案外そこまで面倒でもない」ことに気づいたんです。
ボトムスは「かける収納」を引き続き死守しているので、毎日たたむのはそれ以外のトップス1〜2枚と靴下1足程度。
「他のものと一緒に、まとめてたたもう」としていた時は、自分の作業量がどれくらいか意識できていませんでしたが、いざ分けてみると、毎日やれば、たった30秒で終わる分量だったんです。
この気づきは、私にとって革命的でした。
「溜めると大仕事だけど、今やればただの流れ作業」。
めんどくさい、という感情が入り込む隙もないほどの短時間で終わるとわかれば、あんなに苦手だった「たたむ・しまう」が驚くほどスムーズに回り始めたのです。
「しゃがむ・立つ」を捨てて、心身をラクにする
今になって考えると、かつての私が洗濯物を放置してしまった原因のひとつには、「動作の大きさ」もあったように思います。
床に座ってたたみ、立ち上がって各部屋へ運ぶ。
この「しゃがむ・立つ」という動作の繰り返しが、無意識に自分への負荷(めんどくさいの原因)になっていたのです。
今は、取り込みながら「立ったまま」たたむのが基本。
それが無理ならダイニングテーブルを活用するので、たったまま。
クローゼットへ戻す際も屈むことは、ほぼありません。
移動の「歩数」を削るだけでなく、体の「上下運動」を削る。
この小さな筋肉の節約(?)が、家事のハードルを下げてくれました。
スペースに合わせて、仕組みを再計画する
「ウォークインクローゼットじゃないと、服を管理できないのではないか」
そんな不安もありましたが、実際ポールが半分になっても、工夫次第で以前よりも快適な動線を手に入れることができました。
大事なのは、場所に合わせて無理をするのではなく、自分の「めんどくさい」の正体を見極め、そこを徹底的に叩くこと。
次回は、この「屈まない・無理しない」をさらに突き詰めた、クローゼットの収納計画について。
「王道の収納」を捨てて、あえて上下を逆転させたわが家の実験結果をお話しします。
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お知らせ
ライフオーガナイズでは、「暮らしの変化」に合わせて仕組みをチューニングする視点も大切にしています。
「なんだか使いづらくなってきた…」そんなときは、収納の“やり直し”ではなく、“見直し”のチャンスかもしれません。
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