おはようございます。
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今日はメールでの質問があったのでお答えします。
先日はヘナ染めをありがとうございました。おかげで髪にツヤも出て、昔のハリも
戻ってきたかのようです。ところでインディゴなのですが酸化が進む前にすぐに
塗ってということなんですが、この酸化ってなんですか?なんか怖いように思えます。
それと、ネットで検索していたらヘナの発がん性の危険性のことがあったのですが
どうなのでしょうか?
というもの。
ヘナは欧州委員会(SCCNFP)ではいつも発がん性が疑われます。
これは委員会での化学染料の全部の原異変性の試験管内試験のテストと
生体の直接テストの生きた生物テストの両方に変性があり、発がん性あり
というわけです。これは、2-ヒドロキシ-1,4-ローソンの試験とヘナ自体が
腐敗したときの毒性が良くないと言っているわけなんですね。
このことは、変異原性とも関係していて、色々な試験方法で試験されている
わけですが試験方法にもよって結果が違ってきます。当然ヘナもその一つです。
また変異原性と聞くとすぐ発がん性に結び付けてしまいがちですが、これは
違うと思います。試験条件により変異原性ありという報告もあれば、変異原性
なしの報告もあって結論が出ないというのが実際のところでしょう。
沢山の報告のうちから、一部のネガティブな報告だけを取り上げて、それだけで
学術的に正しいかのように示すのがおかしいのです。
なぜヘナがこんなに普及しているのかというと、普通の染毛剤に含まれている
パラフェ二レンジアミンのような、皮膚吸収の感作性と環境にも悪いものよりは、
ヘナのほうがリスクが少ないと思われているからではないでしょうか。
そもそも、身の回りに存在する何らかの化学物質を含む製品のうちでリスクの
ないものなんて存在しません。
ヘナはインドそしてアフリカで歴史的に使われてきました。
彼女達が使うヘナの量はハンパな量ではありません。
ロングヘアにたっぷり塗り8時間ぐらい寝ヘナします。そして手、足にも装飾します。
もしかりに、発がん性があるとするならば、何千年も前から使われている国では
女性の発がん率だけ異常に高いということになってしまいますね。
もしほんとうにそうならばヨーロッパには広まらなかったでしょう。
ヘナは2-ヒドロキシ-1,4-ナフトキノンがケラチンと反応して色がオレンジと赤に
染まる色の部分ですがこれはどんなに濃くても2%です。ジアミンも2%もあれば
ある程度黒くなるので化学染料も髪に使って発色する成分は5%で十分です。
これらは、自主規制でしっかり守られています。
インディゴは葉に含まれるインディカンという成分が水を加える事により酵素の
働きで加水分解され、インドキシルという成分に変わり、酸化されてインディコ
という青い色素を持った成分になります。
開花前の葉は青味が強く、花が咲き始めると緑味が強く発色する傾向があり
染め方やどの時期の葉かによって微妙に発色する色が変わります。
酸化を気にされているようですが、時間の経過で上記のように酸化され発色
してくるのを利用するためで、過酸化水素水のように強烈に酸化させて発色
させているわけではありません。
時間を制限しているのは空気に触れる時間によって発色が微妙に違ってくる
ためで、お湯に溶かして30分くらいで、インディゴが特有の藍色に変色し始め、
長く置くと濃くなり過ぎるからなんですね。水に含まれる酸素や空気により酸化し
次第に藍色になっていくということだけであり、もしこの程度で何かあるなら
私たちは空気を吸うことも出来なくなってしまいます。
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