それはいつもの週末の事だった。
洵子さんがアフターもそこそこに終わらせ、
勇人くんと食事
に行き(勿論真夜中だが・・・・)![]()
それからいつものお店に飲みに![]()
行った。
それから二人は気分良く酔って![]()
洵子さんのマンションに帰った。
家に着いて、
少し飲み過ぎて![]()
いた洵子さんは、
冷たいお茶を飲もうと冷蔵庫
を開けて
思いだした![]()
お茶もお水も切らしていたのだ![]()
でもすぐ気を取り直した。
洵子さんのマンションのまん前には自販機があるのだ![]()
勇人くんと二人で買いに出た![]()
「勇人くん、どれにする![]()
私このお茶にする。」![]()
洵子さんは財布を開いた。
無い![]()
小銭が無い![]()
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千円札も無い![]()
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1万円札しかない
洵子さんは、
「ごめん、お茶代貸しといて。」![]()
「僕、無い。」![]()
財布も確かめないでそう言う勇人くん。
「エッ
無いって
」
「僕、財布持ってきてない。」![]()
「エッ
」
「いや・・・僕、洵子さんと会う時、
いつも財布持ってきてないから・・・・」![]()
勇人くんにしたらとっさに言ってしまったのだろうが、
それが悪かった![]()
いつもお金の無い勇人くんの為にいつもお金は洵子さんが出している。
洵子さんはその事を何も思ってはいなかった![]()
が、
お金の問題では無い![]()
何万円奢ろうが何十万円奢ろうがそれは構わない![]()
でも財布さえ持って来ないとはどういう事![]()

その気持ちが許せない![]()
洵子さんの心の中で、
突然 プ・ツ・ン と音がした
洵子さんは相手に対する愛情が冷めた瞬間、
いつも糸が切れるような音が心の中から聞こえるのだ![]()
プ・ツ・ン・・・・・・・
その音が正に突然聞こえてしまった
そして勇人くんは110円払えなかった為に捨てられた
それからいくら勇人くんが待っても、
洵子さんは振り向きもしてくれなかった![]()
勇人くんは洵子さんを諦めた頃、
意を決して東京に行った![]()
あれから数年。
随分活躍している勇人くんを見る![]()
勇人くん、
いくら有名になってももう騙されちゃ駄目よ![]()
でも女性に甘え過ぎても駄目
イケ面で優しいけど、
どうも結婚に向いてるタイプではないようですね・・・・・![]()
おわり
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