先日、スタッフのお友達から
本をプレゼントしてもらいました。

諸葛孔明

諸葛孔明の「前後出師表」の全文と注釈付の本!!

前後出師表

すごいでしょ、この字
達筆ですね。

インターネットで「出師表」を調べればたくさんでますが、
全文を生の漢字で書かれたものを手にとるのは初めてです

幼稚園のころから書道を習ってきた私としては
内容もさることながら
この生の字に感動せずにはいられません。

お友達のキイロさん、
ありがとうございます


☆「出師表」は劉禅に当てた遺言書!?☆

「出師表」は「すいしのひょう」といって
西暦227年、諸葛孔明が主君の劉禅(劉備玄徳の子)にあてた
上奏文(皇帝に意見するための文章)のことです。

孔明が魏(ぎ)の国に対する北伐に際して
先帝である劉備から受けた恩を
その子である劉禅に報いることを誓い、

そして、
劉禅が先帝の意思を継いで
良き政道をおこなってほしいと
劉禅に訴えている名文です。

この翌年、第二次北伐で出兵する孔明は
再び上奏文を劉禅に送っています。

先の上奏文を「前出師の表」で、
2度目の上奏文が「後出師の表」です。


出師の表を読んでいて気づいたことは

やたら「先帝」という言葉が多いんですよね。


「先帝の明をもって」 とか
「先帝の遺意を奉ぜる」 や

きっと、今の主君たる劉禅よりも、
「先帝」の言葉のほうが多いかもしれません。

諸葛孔明にとっては
劉備玄徳が人生の全てであって
今の陛下である劉備の子、劉禅にあてた上奏文を書きながら

孔明にとって
人生で一番輝いていた劉備とともに過ごした時を
きっと思い出していたんだなぁ~、


だからこそ、
この出師の表は、

『自分が北伐へ遠征に行き
もしものことがあれば、
劉備と孔明の意思をしっかり継いでほしいという
孔明の劉禅にあてた遺言書なんだ、きっと』

と思うと、読みながら胸がジーンとしてきました


☆遺言書は財産の分配だけではありません☆

人は「人生最後のときなのか」と思った時には
いままでの人生で特に一番自分が輝いていた時を
思い出さずにはいられないのかもしれません。


そして、
自分亡き後の家族や
孔明の場合は「蜀」という国のことでしょうが
心配で誰かに託したいと
文(ふみ)をのこすものなのかもしれませんね。

本来、遺言書は財産を分配するだけでなく
その人の思いを伝えるものなのでしょう。


キイロさんから頂いた
出師の表を読みながら
久しぶりに「三国志」を読もうかな
(マンガでね)
そんな事を考えた一日でした