テンマルシェに出店します
場所は東京ビックサイト
詳細は文末にて
部屋って
不思議だなと思うんです🏡
ただの箱のはずなのに
そこにいると
その日の氣分まで
決まってしまうみたいで
同じ建物で
南向きの部屋も見せて
もらいました
大きな窓から光が入ってきて
冬なのに
あたたかくて
正直
いいなと思いました
でも、ふと
思ってしまったんです
冬でこんなに暖かいなら
夏は、どうなるんだろうって
光がやさしい季節はいいけれど
強くなりすぎたときに
それは逃げ場のない熱に
変わってしまう氣がして
まるで
やさしかった言葉が
ある日ふと重たく感じるみたいに
心地よかった距離が
氣づかないうちに
近すぎて苦しくなるみたいに
だから私は
暖かさよりも
逃げ道のあるほうを選びました
その部屋は、窓はあるものの
※AI作成
全て嵌め込み窓は開かない
唯一開けられるのは
ベランダに出る
細いドアしかなく
空氣が
どこにも行けない感じ
まるで
行き場をなくした言葉が
部屋の隅に溜まっていくみたいに
あるいは
飲みきれなかった感情が
コップの底に沈んだまま
残っているみたいに
うまく言えないけど
何かが、滞っていました
それは空氣なのか
氣持ちなのか
それとも「氣」と呼ばれる
ものなのか
はっきりとはわからないけれど
確かにそこにあって
静かに重くなっていくようなもの
ずっとそこにいると
少しずつ
自分の中まで曇っていく
氣がしていました
薄い膜がかかるみたいに
あるいは
湿った布で心を包まれるみたいに
だから
逃げ道が欲しかったんです
今の部屋には
窓と、ベランダに出るドアが
あります
ふたつ、開く場所がある
どちらかを開けるだけじゃなくて
両方を開けると
風が通り抜けていくんです
それはまるで
閉じていた時間に
細い道がひらくみたいで
あるいは、絡まっていた糸が
するするとほどけていくみたいで
空氣が流れると
不思議と
氣持ちも一緒に流れていきます
嫌なことがあった日でも
窓を開けて
少し風に当たるだけで
部屋の中に残っていた何かが
外に連れていかれる氣がするんです
もちろん
科学的に説明できることもあると
思います
でも、それだけじゃない感覚も
たしかにある
私は、それを信じています
南向きじゃないこの部屋は
冬になると
ちゃんと寒いです❄
朝
布団から出るのが
少しつらいくらいに
でも、その寒さは
重ね着をすればいいし
暖房もあるし
どうにでもなる
それよりも
逃げ場のない暑さや
逃げ場のない空氣のほうが
私にはこたえる氣がした
だから私は
暖かさよりも
流れることを選んだ
風が通る部屋にいると
自分の中にも
細い風が通る氣がするんです
風が通る部屋にいると
自分の中にも
細い風が通る氣がするんです
その続きの話を
後編に書きました
\次の話はこちら/
▶︎ 後編"逃げ場のある部屋にした理由"

5月9日(土)テンマルシェに出店
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