昨日に続いて震度6


NHK NEWSより


日本はどうなっているんでしょう?


昨日は青森で震度6強でした
今日は山梨で震度6弱


現地の皆さんは本当に怖かったと思います 


大きな被害が出ていないと良いのですが


このニュースを伝えるテレビを見ていて大変驚きました


現地、NHK甲府放送局のスタジオから速報を伝えているアナウンサーが、ヘルメットをかぶっていなかったのです


NHK NEWS地震特番より


震度6を記録している地域の放送局で、アナウンサーがヘルメットをかぶっていないと言うのは

私の多くの震災取材の経験からするとありえないこと


一方、テレビ朝日の「報道ステーション」では、スタジオの出演者全員がヘルメットをかぶっていて、異様な雰囲気になっていました


テレビ朝日「報道ステーション」より


震度6弱のスタジオで、ヘルメットをかぶらずに

震度3のスタジオでヘルメットをかぶっているのです




どう考えても

テレビ朝日は震度6弱に反応したと思われます


ただ、大地震報道への対応としては通常と言えましょう


私が言いたいのは

どちらが正しいのか?ということではありません


NHKが災害報道の対応を変えたのかなと推測するのです


つまり
震度と被害の関係が変化したことで

放送局の対応なども、それこそ東日本大震災当時とは変わってきているのかもしれないのです

NHKは

「いたずらに不安をあおるので、放送局に被害がなければヘルメットはかぶらない」

という冷静な対応に変わってきているのかと感じます


それこそ東日本大震災より前なら、震度6以上を観測すると、どの放送局も特別報道体制になり

全員招集で、あっという間に現地へ飛ぶという取材体制をとっていました


しかし今は、津波が発生した場合を除けば、民放では当該地域以外は通常放送を止めてまで特番にはなりません

被害状況も昔に比べると圧倒的に少ない印象です

それは震度の尺度が変わったのではなく

耐震化や補強など、減災・防災対策が確実に進んでいる表れなのではないでしょうか?


山梨での被害状況は、夜が明けないとはっきりしませんが

昨日の青森の震度6強では

死者は0人でした


震度6強でも0人です❗️


これは良い傾向と言えるのではないでしょうか


津波が来なかったということだけではなく

やはり地域が東日本大震災を経験し、確実に防災・減災対策が進み、建物の耐震補強も進んでいる

そして、住民の皆さんの防災意識も高まっている

その結果と考えてよいのではないでしょうか?


そうした状況に対応して

NHKも「とにかくヘルメットをかぶればいい」という判断ではなくなってきているのかもしれません


スタジオでのヘルメットに関する対応変化は、民放にも広がっていくかもしれません


ただ、現地でのヘルメット問題はまた別です


報道陣の被災地でのヘルメットは

東日本大震災より前から、現場では常に問題になっていました


「被災者の皆さんが何もかぶっていないのに、なぜ現地リポートをしている自分たちだけがヘルメットをかぶっているのか

ヘルメットを取りたい」


と、何度お願いしたことか


東日本大震災、避難所の中でも!


その答えは明白で

「もし余震などでリポーターやスタッフが頭にけがをしたら治療を受けることになり、本来、被災者の皆さんに使っていただくべき包帯や薬などを報道陣が使うことになる。それは絶対にあってはならないことだから」


その説明を聞いて、冷静さを取り戻し、従うしかありませんでした


今回は山梨でしたが、南海トラフ地震が想定される西日本では、防災・減災がどれほど進んでいるのか

そして、人々の防災意識はどれほど高まっているのか


そうでなければ、震度6で大きな被害が出てしまいます


青森は震度6強でも死者0人でした

だからといって、南海トラフ地震の想定地域の皆さんは

「震度6って、そんなものかな」

と慢心してはいけないのです


そこがとても気になっています