巨人の監督が暴行容疑で逮捕されました
驚きを持って伝えられたのは
シーズン中にプロ野球の現役監督が逮捕されるということとともに
誰が通報したかということです
広く報道されているので、書きたくはないが、あえて書きます
暴行を受けたお嬢さんが、児童相談所に通報した
これで警察が動いたわけですが
1つ重要なのは、「有名人でおおごとになるから、今回は少し我慢しましょうね」というような指導ではなく
忖度することなく、子供のために児童相談所、そして警察は動いたということ
児童相談所が機能していないという指摘もある中
しっかりとした対応だと思います
しかし問題は、警察が事の経緯を細かく報道に伝えたことです
第1報から、通報の経緯が各メディアで報道されているということは
取材によって明らかになったのではなく
これは警察発表と推測します
子供の福祉や人権の見地から考えるならば
今回の逮捕のきっかけとなった通報に関して
せめて「家族が通報した」とすべきでした
これからお嬢さんは
シーズン中に父親を通報した娘として認識されてしまうかもしれません
シーズンの展開によっては
やはりあの逮捕がきっかけだったなどということになる可能性もあります
被害を受けたお嬢さんが
そういった十字架を背負うのはあまりにもかわいそうです
スクールカウンセラーの友人に聞くと、学校では子供たちに
「何かあったら、児童相談所に相談しなさい」
と指導しているというのです
児童相談所に相談すると
こんな大事になってしまうんだということを子供たちが認識したら
児童相談所に駆け込む子供は減ると思います
児童相談所では
警察に、「お嬢さんが通報したことを発表しないでほしい」と頼んでいたのか
それでも警察が発表したならば
警察の責任は重い
警察は現在、人権にかなり配慮して事件に関して発表しています
そこまで隠す必要がないのではないかということも隠したりする
報道担当の副署長がいました
今回に関しては、お子さんに対して配慮のない発表だと思います
その次は報道機関です
警察から得た情報をどこまで報道するか
大変難しい判断だとは思いますが
「家族が通報した」と変更することはできます
それは嘘ではないからです
今朝のNHKのニュースでは
「児童相談所が警察に通報した」
と言う表現に留めていました
これだと思います
他局が伝えていても、自分の所では、報道を控えようと言う姿勢
今日の続報を見ると
お嬢さんは通報したことを反省しているといいます
どうして、被害を受けたお子さんが反省しなきゃいけないんでしょうか?
こういった流れが固定化すると
「何かあったら児童相談所へ」と指導しても
児童相談所へ行く子供たちが減らないか心配です
重要なのは
児童相談所に通報したお嬢さんのことを、ネットなどで
絶対に批判してはいけないということです
スクールカウンセラーの友人も
児童相談所に相談する子供は多いといいます
児童相談所の人も忙しくて大変だとこぼしているそうです
今回は、児童相談所は動いてくれるのだという
1つの現れではありますが
発表の仕方が間違っていたと思います
これが発表でないならば
スクープを挙げた報道機関が
自らをチェックする必要があると思います
ーーー【追伸】
続報で本日午前中、各社一斉にお嬢さんがなぜ児童相談所に通報したのかということについて細かく報道しています
この捜査関係者はしゃべりすぎている
この続報によって
ニュースコメントは、お嬢さんに対する厳しいコメントが並び始めてます
結局、先ほど監督が謝罪をし、
【お嬢さんの声明】が読み上げられました
事態が大きくなりすぎていることに大変ショックを受けているようです
自分の口で語らなければ、ネットの批判を抑えられないと言う
本当に悲劇的な状況となりました
高校生はネットを見ながら暮らしている
世間の声に、お嬢さんが押しつぶされないか心配です
そして、もう一つ、彼女の声明によって、「児童相談所の対応が適切であったのか」と言う点も検証する必要が出てきました
お嬢さんは何も悪くない
そのことをもう一度確認したほうがいい

