3月11日は東日本大震災から15年です

明日土曜日に、私が取材した今年の震災特集の番組が放送されます

この15年間、毎年東北を訪れて防災・減災の取材を続けてきました 


❶今年は、岩手県最北端、

15メートル級の津波に襲われた町、

洋野町(ひろのちょう)を取材しました


ここは、岩手・宮城・福島被災3県の沿岸部の自治体で唯一

津波での死者行方不明者が【0】

と言う街なのです

15年経った今、

なぜ津波の犠牲者を出さなかったか?と言う成功例に学ぶ事は非常に重要でした

当時の副町長さんや、自主防災組織の中心メンバーの皆さんにお話を聞いてその秘密がわかりました

理由の1つは

洋野町消防団のルールです

震災のときには

「消防団は率先して逃げる」


そんなことしていいのか?と誰もが思います


現に洋野町の消防団員からも


「自分たちの任務は、住民の命を守ることなので、そんなことはできない」


しかし、当時町長と消防署長がそうした消防団員を説得して、このルールが東日本大震災の前にできました


消防団に下された一般の常識とは

逆の発想、命令が死者行方不明者0と言う結果を生んだのでした

消防団が率先して逃げるとなぜ良いのか❓

その理由を取材しました


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❷昨年は避難所に関する新しいトレンド

「大震災のときには避難所に来ないでください」いう

「在宅避難のススメ」



東京23区や地方の都市における自治体の新しい常識をお伝えしました


今年はさらに新しい避難所との向き合い方を取材しました


それは、「避難訓練はもう古い」

最も新しい訓練は

「避難所設営・運営訓練」‼️

15年前の震災取材で痛感したのは

 

「大震災になれば、なるほど、避難所には誰も助けに来ない」


と言う現実でした


受付をするのも、食事を配るのも、トイレの掃除をするのも、具合の悪い人の面倒を見るのも


全て避難してきた被災者の皆さんでした


それが可能だったのは、阪神淡路大震災以降、30年間以上、都市部での大震災が起きていないからです


地方は、町内会が、自治会がしっかりしている

地域の人たちは顔見知りであり

誰が避難所のリーダーになれば良いのかが自然とわかっていました


しかし、都市部では、町内会がしっかりしているところは非常に少なく、隣に誰が住んでいるかも知らないのが現実です


「誰かが避難所で面倒を見てくれるのであろう」


都市部の人たちは、まずそう考えます。リーダー不在の中で避難所運営はどうすればいいのか?

それを訓練する必要があるのです


今回、東京23区の住民のみなさんと一緒に避難所設営・運営訓練を受けました


もう目から鱗でした

自分が考えていた事は、やらなければいけないと思っていた事はこれなのだ!と


誰が避難所の鍵を開けるのか?

どこに避難所の運営マニュアルがあるのか?

受付の机はどこにあり

備蓄庫の鍵はどこにしまってあるのか?

これを地域の住民の皆さんと体験しながら、実際に避難所を立ち上げていく


これこそ、都市部の住民たちがやらなければいけないことなのです


どんなことをやっているのか、その実態を報告します


❶消防団の新しい方針

❷避難所での新しい訓練


震災から15年経ってようやく見えてきた現実

ぜひとも、放送を見て、皆さんの地域に活かしてください

この考え方は、そして、住民を巻き込んだ訓練は

まだ全国に普及していないのです


番組は、あす土曜、早朝5時30分からの情報番組「フジテレビ批評」で放送します


残念ながら、放送は関東エリアのみとなっておりますが

昨年のように、もしYouTubeでの公開が決まればまたご案内いたします


明日(土)早朝5時30分から

「フジテレビ批評」です

録画でも良いのでぜひご覧ください


目から鱗の特集になりました


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