昨日の冬季オリンピックメダリスト記者会見を見ていて、大変複雑な気持ちになりました



私は、東海テレビ

「ニュースONE」のスタジオ出演の日で、

生放送でこの会見を見ていたのですが


フィギュアスケート陣にばかり質問が集まるのを心配した司会者が


「スキー・スノーボード関係にご質問がある方いらっしゃいますか?」


と記者たちに問いかけました

こうした記者会見の司会は何度もしていますが、これはとても正しいやり方で

いろんな方に声をかけてもらいたいというのが、司会者の気持ちであり、そして、それを見ている視聴者の皆さんの気持ちです


ところが

そこにいた記者さん達は誰も手を挙げない


「いらっしゃいませんか?」


さらに司会者がおいうちをかける


しかし、それで記者たちは誰も手を上げない


「誰か質問しなよ!」


思わず私はテレビに話しかけました


記者として、こうした記者会見にもたくさん参加しましたが、絶対に誰かは質問します

そういうものです

私でも質問します


誰も質問しなければ、司会者が答えなかった人に話しかけると言う事はあるのですが、さすがに昨日の記者会見はそれは難しかったのでしょう


その司会者の気持ちもわかります


「ご質問ないようでしたら…」


最後に司会者は何度か、もう終わり、もう終わるよと言うシグナルを出しました。


それでようやく質問が出たのですが

やっぱりフィギュアスケート選手への質問でした


その質問は悪くなかった

今朝の情報番組でも、最後のその部分が使われていたりしていましたから


しかしです


あそこにいた記者の皆さんは、全員反省するべきです


あの生中継を見ていたほとんどの方が


「メダリストに対してどういう気持ちでここに来ているのか」


「すべてのメダリスト1人に1人に1問ずつぐらい考えていないのか」


「それとも自分は記事を書くだけだから、質問しなくていいと思っているのか」


と感じたに違いありません


それだったら家でテレビ見てこたつ記事を書いていればいいんですよ


全国民の中から、本当に一握りの人間だけが質問できると言う権利とチャンスを得ている


時間がなくて、質問できませんでしたでは無いのです。


時間があるのに誰も質問しない


同じ取材者としてきつい言葉で言うならば、非常にレベルが低いと思います


ただ1つ、記者の皆さんに同情できる部分があるとすれば


媒体名と自分の名前を言って質問をする生中継でした


最後の質問で、変なことを言って、SNSで叩かれたらたまったものではない


会社にも迷惑がかかる


おそらくそんな気持ちが芽生えたのではないでしょうか


我々報道陣にとって、SNSは本当に脅威であります


しかし、それに恐れていては、報道陣と言えないと思います


勇気を持って質問するべきだったと私はつくづく思いました


最後の最後に、視聴者の皆さんが


マスコミといったものに、失望を感じてしまった事は、残念でなりません


あそこにいた記者の皆さんの、今後の奮闘に期待します


ニュースONEのスタジオでコメントする時間がなかったので、あえて

書かせていただきました


妻、茅原ますみのブログ