「リア王」上演❸日目になりました
だいぶ慣れてきましたが、この慣れが怖いんだそうです
舞台の業界用語で「二落ち」(におち)と、教えてもらいました
初日がうまくいくと、2日目は少し気持ちが緩んで、そこでミスをすることが多い、それが「ニ落ち」
昨日、2日目は皆さんうまくいっていたのですが
このカンパニーは「三落ち」だったようです
今日は、ちょこちょこ細かなやらかしがありました
私は、と言えば
オープニングの騎士の役で舞台に上がろうとしたら
「笠井さん時計❗️」
と寅之助さんに注意されて
はっと気づきました
しかも、騎士に必要な武具
手甲(てっこう)と脚絆(きゃはん)
どちらもつけ忘れていたのです
他の騎士と並んで最前列にいる私
実は1人だけ年取ってます(笑)
出世を逃した年配騎士が
手甲なし、脚絆なし、時計あり
でシェイクスピア劇が始まったら
取り返しがつかなくなって、途中降板だったかもしれません💦
トラさん、本当にありがとう
そして、こちらは、芝居上
私の騎士の相棒 青木龍さんです
稽古の時から、何かと面倒を見てくれて、手甲と脚絆をつけていないことを指摘してくれたのも青木さんでした
次の出番まで開いていて、青木さんに限らず、若手の俳優の皆さんは、私が出番を忘れそうになっていると
「出番です」と呼びに来てくれたりします💦
ほんとに、カンパニーのみんなに助けられながら、板の上に立っていると言う感じです
早着替えの時とか、後ろにジッパーがある衣装とか、俳優の皆さんで、助け合っているんです
そんなところも素敵だなと思っています
そして、もう一つ、驚きなのは
やっぱり座長の横内正さんです
今朝は私たちの部屋に遊びに来て、ひとしきり面白い話をしていかれるのです
83歳で演出もされていて、さぞかしお疲れだろうなと思って聞いてみると
「昨日も飲みに行った」と
なんですと!
何と言う体力でしょう
しかも、
昔話の武勇伝は本当に面白い
また、若い世代の人たちと話をして
エネルギーを蓄えている
そんなパワフルな姿を拝見するにつけて
若い私たちが
疲れるとか言ってらんないなぁ
って思っちゃうんです
ほんとにいろんな刺激を受けています
今日は、昼夜2回公演でアフタートークショーもあったので、さすがに皆さん疲れたと思います
アフタートークの司会は、もちろん私ですが、アフタートークは疲れません(笑)
カンパニーの皆さんから
「生き生きしてますね」とか
「お上手ですね」とか言われますが
「そこは私の本来の仕事ですから」と、自信を持って答えてます
(^_^)v
見に来てくれた友達が
本当に面白かった
感動した
迫力あった
泣きそうになった
そんな感想聞くと
自分の演技がどうだったかとか言う以上に、この芝居が褒められるのが嬉しいんだなと言う感覚がわかるようになりました
また、私と同じ悪性リンパ腫を乗り越えて、経過観察中のお客様から花束の差し入れをいただきました
これも本当に嬉しかったです
俳優は3日やると止められないと言いますが、わかる気がします
毎日が楽しいですから !^ ^!
明日もがんばります








