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比古伊佐勢理毘古命ーひこいさせりひこのみことー
( 亦の名を、大吉備津日子命ーおおきびつひこのみことー )
『日本書紀』では、彦五十狭芹彦命と表記。
( 亦の名を、吉備津彦命ーきびつひこのみことー )
父 第七代 孝霊天皇
母 意富夜麻登玖邇阿礼比売命ーおおやまとのくにあれひめのみことー
同母兄弟 姉 夜麻登登母母曽比売
兄 日子刺肩別命ーひこさしかたわけのみことー
妹 倭飛羽矢若屋比売ーやまととびはやわかやひめのみことー
異母兄弟に、第八代 孝元天皇と、皇女一人、皇子二人がいます。
崇神天皇の御代に、四道将軍の一人として、
異母弟の若日子建吉備津日子命ーわかひこたけきびつひこのみことーと共に、
西道に派遣され、治政を行ったとされています。

当時、吉備国ーきびのくにーに、温羅ーうらーという渡来人が、
空を飛びやってきて、製鉄技術をもたらしました。
しかし、大男で怪力無双、おまけに大酒飲みの温羅には、誰も逆らう事が出来ず、
鬼ノ城ーきのじょうーを拠点として、一帯を支配し始めてしまいました。
困った民は、朝廷に申し出ると、
平定の為、大吉備津彦達が派遣されました。
その時、共に戦ったのが、
忠実な家臣であった、犬飼武命ーいぬかいたけるのみことー
智将の、楽々森彦命ーささもりひこのみことー
鳥飼いに優れていた、留玉臣命ーとめたまのみことー
でした。
大吉備津彦に、左目を射抜かれた温羅は、
雉に姿を変え逃げると、大吉備津彦は、鷹に変化して追いかけ、
鯉に姿を変えた温羅に、鵜に変化した大吉備津彦が追い付き、
捕らえ、打ち首にしたと伝わっているそうです。
この逸話をモチーフにしたのが、『桃太郎』なのですが、
元々温羅は、製鉄技術をもたらし、地域を豊かにし、
人々に神として祀られていたけれど、
大和朝廷が、地方に進出し、吉備国を服属させた際に、
鬼に落としたとの見方もあるようです。
四道将軍として、吉備国に派遣される前にも、
大毘古命や、日子国夫玖命ーひこくにふくのみことーと共に、
建波邇夜須毘古命と、吾田媛ーあがたひめーの反乱を治めたり、
吉備国平定後に、出雲で内乱があった際には、
建沼河別命と共に派遣され、
出雲振根ーいずものふるねーを誅殺しています。
しかし、後に備中国ーびっちゅうのくにー ( 現代の岡山県 ) に永住し、
子孫達が、国造ーくにつくりーとなり、
現代でも厚い信仰を集めているそうです。
それにしても、この人も、姉の夜麻登登母母曽比売と同様、
とても長生きですね。
ご神徳 武運長久
五穀豊穣
慈愛
長寿 など

ここからは亜紀がお送りします。
比古伊佐勢理毘古命。
桃太郎のモデル。
と言われている神様ですね。
しかも、ちゃんと犬猿雉もいたのか(笑)
さて、コンタクトを取ってみましょう。
人の意識というのは、
本当にすごいものだと思う。
代々語り継いで、
「これはこうあるべき」
と定義づける事によって、
その姿を成していくというのは、
神様にも当てはまるんだろうな。
桃太郎・・・やん・・・。
別にハチマキを巻いている訳でもないけど。
比古伊佐勢理毘古命は、
出雲振根ーいずものふるねーを誅殺したりして、
役割的に血なまぐさい事もしているはず。
けどなんだか爽やかというか、
健康的な青年というか・・・。
安定のヒーロー像。
祀った人々の厚い信仰と、
こうあって欲しい願いが作り上げたのかな。
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