無邪気さと品 | 「しなやかな女性の会」公式ブログ

「しなやかな女性の会」公式ブログ

しなやかな女性の会は、新しい自分に出逢うための上質な機会を提供し続けます。



「しなやかな女性の会」公式ブログ-OO


先日のイベントで、とても素敵にレースのワンピースを着ておられる方がいた。
可愛くなりすぎず、露出も控えめで、とても女らしかったので
「お洋服がとてもお似合いですが、どこのブランドのものですか?」と伺うと
「H&Mなんです。」と言われてビックリした。
思わずH&Mに走りそうになったけど、これはその女性の持っている雰囲気とか品とマッチしているんだろうな、と思った。

品がある人って好き。その人の凛とした美しさを感じるから。
でも「品格」って言葉は、物凄く苦手。
「格」がつくと、そこに人を値踏みする浅ましさを感じるから。
「こういうマナーが出来てたら、私はあの人より品が上ね。」って
そういうランク付けこそが、最も品が無いことだと思う。
勿論、敬われることに関しては、マナーはあってしかるべきだけど
そういうのは湧き上がる敬意や尊敬とか「想い」から出てくるものであって、
決して「教科書的マナー」とは違う。

私は、人の持っている「雰囲気」に弱い。
漠然とだけど、人の「空気」に凄く惹かれる。
毎度あんまり相手には伝わらないんだけど
「持ってる空気が好きー!」
というのは、私にとって、かなりの褒め言葉。

それは、隠し様のない、本来その人が持っているもので。
その人が行なうからこそ、どうしようもなく醸し出されてしまう空気のことで…。
あくまでも「行為」ではなく「その人」に重心が置かれている。
なんていうか、ちょっと「剥き出された」感じ。

それはさっきの「品」の話に繋がるのかも。
本当の品って、その人が「どんな立ち振る舞いをしたのか」よりも、
「その人が行うからこそ、匂いたつ空気」みたいな事に思える。

昨年、友人と話していたときに言われた言葉がある。
「珠実ちゃん。人の一番の魅力ってね、無邪気さなんだって。
それは、どんなことも勝てないんだって。」


無邪気って言葉は、純粋さをイメージするけど、
もっと広い意味で、大人にだって使える気がした。

大人の世界で初対面で交わされるのは、まずは名刺交換だ。
私もこの1年で山のように名刺を頂いた。
ちょっと偉い肩書きの人に出会うのはウレシイ。
その人と何も話さなかったとしても、
その「華やかさ」で、出会えた事にワクワクしてしまう。

でも、その人の好きなものや、友人や、大切なものや
凄く子供っぽい部分。
そういう外の皮を1枚剥いだようなものに触れたときに、
私はその人のことが凄く好きになる。

相手が私のバカ正直なところを「まっすぐだ」と言ったり
「素直だ」と言ったり、明るいとか、楽しいとか
自分の中にある内側のものに反応してくれた時に、
物凄く晴れ晴れとした気持ちになるのと同時に、
心に気合いが入っていくのを感じる。

そういう根っこの部分は、きっと「人の無邪気さ」に通じている気がする。

「品」と「無邪気さ」は全く別のことのように思うけれど、
隠し様の無いむき出しの自分って意味では、凄く似ている。
私はそういう世界が物凄く大好きなんだ。

Author:岡本珠実