2025秋の関西:本の行商つれづれ
拙著『図書館と向き合う』の行商を兼ねた今回の関西。
1か月前の左足の捻挫がやっと回復しつつある関西へ行く前日に、今度は左足をかばったのか右足を捻ってしまい、
最終日には竹生島を遊ぶ予定でしたが、
それどころか、皆さんにたくさん迷惑をかけた旅程となりました。
今回も、本づくりでの編集者との裏話など、こちらからの提供以上に皆さんからお土産をいただきました。
下右上の「michi」は、2023年草津市立図書館が開館40周年記念に、以前刊行していた『径』から『michi』に新たに復刊した冊子。図書館と市民が一緒に作っているのだそうな。
右下の冊子『WITH BOOKS 2025 FOR YOUNG ADULT』は、滋賀県下の図書館有志「ヤングアダルトの読書を考える研究グループ」が作っている手弁当冊子で、もう20年も続いているのだそうです。
野洲図書館のH館長も執筆されています。
滋賀は地道に奥深いなあと思いました。
野洲図書館では、こんなコーナーも発見。
このジョークわかりますか?「ほ~ら~足元をみてごらん🎵」のなにやら怪しげな足元。思わず吹き出してしまいました。
野洲では、ポスターを額に入れて貸出もしていました。
八尾市立山本図書館では近鉄奈良線100周年向け写真展や
LLブックコーナーで見つけた
「読書のカタチは わたしがえらぶ」の冊子はよくできていて、以降訪問する図書館には配りまくりました。
読みたい行以外を隠し読書に集中しやすくなるリーディングトラッカ―のワークショップをする図書館も増えています。
山本図書館では小学校1年生の教科書に合せた行間のリーディングトラッカ―を作っていました。
「本がすらすらよめる魔法のものさし」と呼んでいます(もしかすると、もう少しかっこよかったかも)。
このリーディングトラッカ―は、ディスレクシア障害児の発見に貢献しているのだそうです。
ディスエクシアは、全体的な発達に遅れはないのに文字の読み書きに限定した困難がある学習障害で、
文字がぼやけて見えたり、歪んで見えたり、逆字に見えたり、障がいも人によって違うので、発見が難しいのです。
実物を見せたかったのですが、Kさんから頂いたのに、どこかで紛失してしまいました。
Kさん、ごめんなさい!
もちろん美味しいいただきものもあり、伊賀の組みひものブローチはNさんからの誕生日プレゼント。
兵庫県小野市はそろばんの産地。「そろばんマドレーヌ」ってどんなのか気になりませんか?
中身は、マドレーヌの下はこんなパッケージでした。パッケージデザインに感服です。
夜の部も充実していました。
1日目は交野市のDさんが集めてくれた懇親会は、兵庫県市西宮市、京都府八幡市、大阪府堺市、奈良市など仕事も図書館以外の自治体から市会議員まで総勢10名ほど集まり、いろいろな話題が飛び交いました。
パワハラ問題についての相談に、寝屋川市の市会議員のSさんが真摯に耳を傾けてくれていたのが印象的でした。
2日目の夜は高校時代の友達3人と同窓会。
私は1時間程遅れたけど、その間私の悪口で盛り上がったのだそうな(笑)
最終日は、かつて一緒に働いていたOさんの送別会に私も加えていただきました。
私が癌から寛解した時は、「てっきり亡くなったのかと思った」と減らず口を叩いたOさん。
送別会の最後の挨拶で、彼から私に向けて「SEの盾になってくれていた姿勢を自分も貫きました」と挨拶。
私の退職時は癌の治療中だったから、仕事仲間から言葉をもらうこともなかったので、ちょっとウルウル。
たぶんにリップサービスもあったと思うけど、彼からのバトンを若い方々へ受け継いでほしいなあと思いました。
今回の日程で一番印象に残ったのは、
友人のAさんの教え子が来年から草津市立図書館で働くことになり、
私が言うのも変だけど、N館長にお礼を言ったら、「実習に来た時から、ここが違っていたのよ」と、胸を叩きました。
「そこに愛はあるんか?」
経済効果が重視され、自治体も企業も個人も疲弊していく昨今。
それでも、失ってはいけないものを見失ってはいけないと、そんな話が行く先々の図書館で出来たのが一番の救いだったかもしれません。
皆さん、お世話になりました。
足の痛みもなんとか収まりつつあります。







