2025春の宮城路その3:瑞巌寺二輪講中斎とアートギャラリーアトリエ禅 | しゃっぴいおばさんのブログ

2025春の宮城路その3:瑞巌寺二輪講中斎とアートギャラリーアトリエ禅

2011.3.11を松島の遊覧船で遭遇した私とYさんは、瑞巌寺専門道場陽徳院で4日間お世話になり、無事に帰ることが出来ました。

Yさんは、会社の同僚で、私に自彊術を教えてくれた人。

あの日は鳴子温泉に行く途中に松島に立ち寄り、震災に遭遇したのでした。

 

二輪講中斎は2年前にも二人で参加したのですが、今回は終わった後、鳴子温泉へリベンジするのです。

法要は私達が4日間寝泊まりした本堂で行われ、法話は瑞巌寺本坊大書院に移動しお聴きました。

前回は全く覚えていなかったけど、今回は意外な言葉だったので頭にこびりついています。

大本山黄檗山萬福寺に掲げられている「瞎驢眼」の額のお話でした。

「瞎驢」とは「目の開かない驢馬ろば」のことで、「瞎驢眼」は「未だ目の開かない驢馬の眼」ということになります。

これは、禅の師匠が未熟な弟子に対して吐いた言葉だそうです。わかったようなわからないような....

気になった方は、萬福寺のホームページを参照ください。

 

出斎(僧堂料理)は、専門道場に戻ってみんなでいただきました。

箸の裏の食事五観文。雲水さんたちは、そのほかにも文を唱えて食事をするそうです。

何度か参加している「二輪講中斎」ですが、今回初めてその意味を知りました。

瑞巌寺で修行をされている僧籍の皆様や関係者が一堂に集まる会であり、「二輪=修行僧とその関係者の人々 講=講会(こうえ) 斎=昼食を摂る会」という意味なんだそうな。

ちょっとスッキリ(笑)。

 

参道の松も随分と成長していました。

 

 

車を置かせていただいた場所に戻ると、「よかったら見ていってください」と言われるままに中に入ったら....

そこはアートギャラリーアトリエ禅でした。

声をかけてくださったのはAさん本人。松島の絵もあれば

抽象画もあります。

陽徳院の老師も良く立ち寄るそうで、左下のナマズの絵は老師の絵。

 

お話をしていたら、3.11のとき、皆さんも陽徳院に避難していたとのこと。

血圧の薬を忘れてきた住民が、「血圧の薬を持っている方は分けてください」と声をあげていたら、

医師の一行が避難されていて、「人の血圧の薬は飲んではだめ」と、たしなまれたエピソードをお聞きしました。

そのうち、お母様が手作りの葛餅を出してくださり、思いかけない時間を過ごすことが出来ました。

お腹いっぱいだったけど、さっぱりしていて美味しかった♪

 

そして、

カステラを差し入れてくれたカステラやさんに、お世話になった山門のお土産屋さんに挨拶をして、鳴子温泉へ向かいました。