「アクセシブルブックはじめのいっぽ」読書会に参加した
昨日は、『アクセシブルブックはじめのいっぽ』の著者の一人のYさんから読書会のお誘いがありました。
私は本を読まない人なので、ましてや、事前に本を読んでいく読書会など参加したことはありません。
Yさんから、「本は読んで来なくてもいいのです」と言われ、疑心暗鬼で参加しました。
未来型読書法 アクティブ・ブック・ダイアローグ(略称:ABD)というそうです。
早い話、1冊の本を、参加者が、割り当てられた担当分頁を読み、そこに書いていることを抜き出して、全部集めてみんなで発表すれば、1冊読んだことになる!
1冊分をコピーするのは著作権に違反するのではと思ったら、
以下、2つの方法で回避しています。
①版元にデータを許諾いただき印刷
②1冊の本をばらして使用
昨日の進行はファシリテーターのY氏が務め、以下の流れで行なわれました。
・チェックイン
全員で今の気持ちと自己紹介
・オリエンテーション
アクティブ・ブック・ダイアローグの紹介と、ルールの説明。
その後、参加者に本を人数(当日は18人)で分割したページが渡されました。
其々が担当したページを短時間(10分)で読んで要約をします。
サマライズ(要約)のポイントは、ディスカバ-(発見)モードというのも特徴。
著者の言葉をそのまま抜き書きします。
担当分を読み切れなくてもOK。
「何を書くか」より「いかにそぎ落すか」という自分の視点がキーワード。
・リレープレゼンテーション
みんなでのお披露目は、「リレープレゼンテーション」といいます。
其々がB5の用紙2枚にまとめたものを貼り出して、一人づつ最初のページから、著者になったつもりで一人60秒で発表し、次の人にバトンしていきます。
これでなんだか1冊読んだ気分になる。
・ペアギャラリー
その後二人一組になって、貼りだされたシートを見ながら、共感した言葉や気になる箇所にペンを入れていきます。
自分が気になったことは、別途付箋にメモしておく。
・対話(ダイアローグ)
少人数のグループ(4,5人)に分かれ、自分がメモした付箋を貼りながら、感じたことや疑問に思ったことなどを伝えあう。
正解はないし、解釈のずれも確認しあいます。
ABDは水を交換する場というのは、このあたりの作業をいうのでしょう。
ひとりで水をすくうより、対話の中でさらに解釈が深まっていきます。
今回は、一人残してグループの入れ替え時間もありました。
残った一人は、そのグループの伝達者。
そのグループでどんな話が出てきたかみんなに伝え、新たな対話へつなぎます。
グループごとの話題の違いも確認できました。
・ハーベスト(この時間の振り返り)
A4用紙の表に自分の学びや気づき、裏にはABDの感想を書き、みんなで共有。
3時間はあっという間。
「時間が足りない」という感想に、
対話のコツは腹八分目。
ちょっとの物足りなさが、このイベントのリピターの多いことかと思いました。
私の今日の収穫は、高次機能障害になったS(?)さんに出会えたこと。
読書が大好きだった方が、今は本を読めない状況にいます。
読んでいても、文字が目の前を流れていくのだそうです。
耳で聞くのも同じだそうですが、著者の方の朗読は入ってくるんだとか。
アナログ身体はまだまだ不思議。
人は誰しも健常と思い込んでいても、いつどんなことに巻き込まれるかもしれません。
アクセシブルブックはまさに自分事。
Sさんは対面朗読の経験はないとのだったから、薦めてみました。
Sさんの読書が広がりますように!
ABDはハウツー本や啓発本には向きそうだけど、小説は?と聞いたら、
小説もファシリテーション次第でいけるとのこと。
ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)のこと、少し覗いてみて、Webコラムにまとめてみようかなあと思っています。
図書館のイベントにしてもありかなと。
帰りは、参加していたNさんと、久しぶりのお喋りを楽しみました。
滋賀のYさんが今年も切干大根を送ってくれました。
ご主人の体調がよくなかったので今年は諦めていたから、よけい嬉しい。
梱包の箱を開けると、切干大根の甘くて優しい香りが部屋中に漂いました。
さっそくいただきました。ほんと、大根の味がするのよね~♪
Yさん、今年もありがとうございました。





