こんばんは。コアラボ 研谷です。
いつもありがとうございますヽ(^o^)丿
先日の記事の関連がありますので、転載させて頂きます。
子宮全摘と卵巣機能
「子宮を取ったら卵巣はどうなりますか」という質問に対して、「子宮を取ったからといって、卵巣の働きが弱くなるようなことはありません」「子宮をとった人は更年期障害が早まるといわれていますが、それもデータがあるわけではありません」というような説明を本で読んだり、産婦人科医から聞いたりして、手術にのぞまれた方も多いでしょう。
しかし実際には、子宮摘出後の卵巣機能不全については多くの報告があります。それらを見ると、早期卵巣機能不全が生じる確率は16.7-57.3%(平均23.5%±5.3%)というデータが示されていますが、著者たちはなぜか「子宮摘出は卵巣機能に影響しない」と結論づけています。しかし、約1/4の患者に卵巣機能不全が生じるのであれば、「影響はある」と言えるのではないでしょうか?これらのデータが報告されてから医療は進歩していますが、子宮全摘の1年以内に約15%の確率で卵巣機能不全が生じる可能性があることは、アメリカではよく知られている事実です。
子宮全摘が卵巣機能に影響する理由として、卵巣への血流の低下があげられます。子宮と卵巣は完全に独立した臓器ではなく、子宮動脈と卵巣動脈との間には吻合(ふんごう)があります。吻合とは、「2つの血管またはその他の小管構造物間の直接あるいは間接の自然の連絡」ですが、吻合の場所によって、子宮が卵巣動脈から血流を得ている場合、逆に卵巣が子宮動脈から血流を得ている場合、また吻合はあるけれど各臓器の血流に関与していない場合など、様々なパターンがあります。そのため、子宮摘出の際に子宮動脈を切断することによってある一定の確率で卵巣機能が弱まる可能性があるのです。
UAEの場合も数パーセントの確率で卵巣機能不全が生じることがありますが、その原因の1つとして子宮動脈と卵巣動脈との吻合があると言われています。
<子宮動脈と卵巣動脈の吻合を示すイラスト>
ホルモン補充療法
たとえ子宮全摘後の卵巣機能不全が生じたとしても、そして子宮と共に卵巣も摘出したとしても、ホルモン補充療法を受けることができるから大丈夫と思われるかもしれません。しかし、ホルモン補充療法は、卵巣から分泌される自然のホルモンとは同じものではなく、また、一人一人にとって女性ホルモンの適正量は異なるため、同じような働きをするとは限らないのです。
2002年7月、米国立衛生研究所(NIH)は、心臓病などの予防を目的に、閉経後の女性に2種類のホルモンを投与するホルモン補充療法の大規模臨床試験を中止すると発表しました。長期にホルモン補充療法を受けた女性は、擬薬投与者に比べて、乳がんの発生率が26%、血管系心臓疾患が29%、脳卒中が41%も増えたことが明らかになり、ホルモン投与による害が効果を上回ると判断したのです。
これは子宮がある女性に対するホルモン補充療法についての調査結果ですが、それに続いて、子宮を摘出した女性に対するエストロゲン単独のホルモン補充療法の長期投与によって、卵巣がんのリスクが高まることが発表されました。
更年期症状に対する女性ホルモンの短期投与は、いずれもメリットがデメリットを上回るとしていますが、長期投与はデメリットの方が大きいことが明らかになってきている
http://www3.ocn.ne.jp/~embo/hyst-5.htm より転載させて頂きました
先日の記事でも、身体の声なんてわからないという方、セッションでわかります(^^)
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