お金の最強の言葉
「いいじゃないか、減るもんじゃなし」
お金のことを考えると、
不安になることがありますせんか。
「使ったらなくなる」
「足りなくなったらどうしよう」
「失敗したら困る」
そう思う人は小さい頃から、
「無駄遣いしないように」
「お金は大事に」
と教えられてきた人。
だから
そんな気持ちになるのも、
無理はありません。
もちろん、
計画なく使えば困ることもあります。
でも時々、
お金を減らさないことばかりに意識が向いて、
本当に大切なことを後回しにしてしまうことがありませんか。
そんな時に思い出したい言葉があります。
「いいじゃないか、減るもんじゃなし」
もちろん、
実際にはお金は使えば減ります。
でも、この言葉が伝えているのは、
数字の話だけではありません。
お金は、
止めておくためだけにあるものではなく、
人や社会の中を回りながら
価値を生み出していくものだということです。
世の中には、
たくさんのお金が流れています。
誰かが使ったお金が、
誰かの仕事になり、
誰かの生活を支え、
また別の誰かへと巡っていく。
お金は、
川の流れのようなものなのかもしれません。
だから、
「今、目の前にない」
ということと、
「これからもずっと手に入らない」
ということは、
同じではないのです。
たとえば――
ずっと受けたかった講座がある。
でも、
「お金が減るから」と諦める。
本当は体を休めたいのに、
「もったいない」と必要なケアを後回しにする。
やってみたい仕事があるのに、
「失敗したら損する」と挑戦できない。
そんな経験はありませんか?
もちろん、
借金をしてまで無理に使おう、
という話ではありません。
ただ、
お金を守ることばかり考えて、
自分の人生を小さくしてしまうのは
少しもったいない気がするのです。
私たちは、
お金を使うことで
経験を得たり、
学んだり、
誰かとつながったりします。
そして時には、
使ったお金以上のものを
受け取ることがあります。
たとえば、
自分の学びに使ったお金が
新しい仕事につながることもある。
好きな場所へ行った経験が、
人生の見方を変えることもある。
体を整えるために使ったお金が、
元気に働ける未来につながることもあります。
だから、
お金持ちにならなきゃ、
たくさん貯めなきゃ、
と力む必要はないのかもしれません。
それよりも、
「必要な時には、必要なお金が巡ってくる」
「自分に必要なことには、気持ちよく使っていい」
そんな感覚を持つことの方が、
心を豊かにしてくれるように思います。
人に認められるためではなく、
見栄のためでもなく、
自分が本当に大切にしたいこと、
やりたいこと、
好きなことのためにお金を使う。
その使い方は、
浪費ではなく、
人生を豊かにする投資なのかもしれません。
お金に振り回されるのではなく、
お金を味方にして生きていく。
そんな時、
心の中でこうつぶやいてみるのもいいですね。
「いいじゃないか、減るもんじゃなし」
きっとその言葉は、
お金そのものよりも、
あなたの心を自由にしてくれるはずです。


