西野流呼吸法の創始者で、
kan.さんの師でもある西野さんが
昨年亡くなっていたと
今知った。
西野さんと会ったのは
30年前。(すげー昔)
当時私は『フラウ』というところで
フリーライターをやっていて、
目に見えないものはまったく信じない
アングラサブカル系の人間だった。
気で人を飛ばす気功師を取材してくれと
フラウの編集者から言われた時は
「そんな怪しいおっさん、いやですよ」
と断った。
が、もともと取材する予定の人が
親の危篤で急遽行けなくなり、
明日だから行く人がいない
と言われて、
いやいや言った。
そうしたら、
ピンクのスーツで下駄履きで表れた
西野さんは、天衣無縫。
こどもがそのまま大人になったような人で。
見ていけと言われ、
道場に行ってみたら、
西野さんは鼻歌まじりに
触らずに人を楽しそうに
気で飛ばしている。
飛ばされた方も
頬を紅潮させて、
老若男女なんて楽しそうなのか。
当時は、
政財界の大物も含め、
毎日100人以上の人が
ここに通っていた。
なんだ、これは?
こういう怪しいおっさんをもっと取材したい。
というところから、
私の探究の道が始まった。
というか、
連れていかれた。
その後の急激な私の人生の展開も
ひどく面白いので、
このへん電子書籍に書こうかな。
(と思いつつ、数年経っているが、今年こそ書くぞ)
西野さんを取材したあと、
私も数年、西野流呼吸法に通っていて、
いまやkan.さんとなってしまった
◯◯さんとも何度も「対気」した。
kan.さんは当時、西野さんの秘書的存在で、
マスコミ対応窓口だったこともあり、
年賀状交換してた。
気を出す時にはこうしたらいいよとか
時々教えてくれた。
西野さんは
他の人達に
「この人私の弟子だから」と紹介し、
(弟子じゃないって。苦笑)
「私の取材はくりはらさんにやってほしい」と言ってくださり、西野さん経由で取材の依頼が来たこともあった。
だから、西野さんや西野流呼吸法のことは、何度も取材している。
ともかく、言いたいのは
そもそも私は
西野さんがいなければ
こういう探究に乗り出さなかったし、
今いる人生とはまったく別の人生を選んだということだ。
何歳になっても
子供みたいに無邪気で
自分大好きの
(あんなに自己肯定感の強い人は見たことない。笑)
邪心のない人は
ほかに知らない。
西野さんの笑顔は
私の脳裏に焼きついていて、
今後も忘れることはないだろう。
精神科医の斎藤学氏と共著。
『ヘンでいい。』(大月書店)
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