森達也『死刑』、再読終了 | 生きる喜びを伝える伝道師〜くりはら せいこのブログ〜

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生きることは苦しみではなく喜びであるということを伝えています。
著書に、精神科医の齋藤学氏との共著『ヘンでいい。』

対話を使ったセラピー、魂のメッセージを伝えるソウルリーディング 、セルフラブグループ、笑いヨガリーダーなど、対面では東京を中心に活動中。

いま、やっと『死刑』を読み終わった。(再読)


10年前に読んだ時よりずっと時間がかかった。


本を読んで響くところも、以前と随分変わっている気がする。
私の何が変わったのだろう。

少し考えてみよう。

 

 

【以下、ネタばれ注意】

 

 

 

「死刑判決を受けて心の底から良かったと思えるのですと言う彼の、処刑台に向かうその足にしがみつきたい。抵抗するのなら殴りつけてでもその場から拉致したい。もしも透明な心境になっているのなら、その中に手を入れてかき乱したい。祭壇を蹴散らし、絞首用のロープを引きちぎりたい。」(p321)

 

 

オウム事件の直後、誰も彼もがオウムやオウムにまつわるバッシングをしていた時に、相手がオウムなら何をやってもいいという空気があった時に、オウム側からマスコミや世の中の狂気を描いてテレビディレクターの職を干された森さんらしい。

 

この当時の私自身は同じく、オウムを叩かないと人間じゃないみたいな空気にほとほと人嫌いになっていて、森達也の存在だけが救いだった。

 

もとい、森達也のおかげで生き延びられた。

 


上記に引用した本の中の森達也の言葉。
相変わらず、森さんらしいな。

 

 

ベタだけど、やっぱり好きだ。