『有栖川有栖に捧げる七つの謎』を読了しました。
一穂ミチ『クローズド・クローズ』
青崎有吾『縄、綱、ロープ』
阿津川辰海『山伏地蔵坊の狼狽』
白井智之『ブラックミラー』
織守きょうや『火村英生に捧げる怪談』
夕木春央『有栖川有栖嫌いの謎』
今村昌弘『型取られた死体は語る』
豪華7人の作家による有栖川有栖に捧げるトリビュートアンソロジー!!
これ凄かった!!!
どの作品も有栖川有栖への本気のリスペクトと愛が伝わってきました。
お名前は知っていましたが一穂さんと織守さんは初めてでしたね。
青崎さんは完コピ感が凄かったです。
登場人物達に青崎さんを感じたりもしましたが有栖川先生そのものでしたね。
ド直球の本格でオチまで完璧!
一穂ミチさんは文章が読みにくくてフランクな火村と有栖に違和感を感じたものの、話はジンときて凄く良かった〜。
織守きょうやさんはホラー作家さんらしい作品。最後の心霊探偵への持っていきかたも上手くて面白かったです。濱地健三郎は読んだ事がないので気になります。
白井智之さんはなんて火村を描くんでしょうw
「SNSでサウナの感想をつぶやきながらグラビアアイドルの自撮りにいいねしていそうな男」って何w![]()
グラビアいいね男www
そして話に出てくる作家陣に有栖川ファンはニヤニヤするでしょう。
内容はしっかり本格で最後に僕が白井本人なのもいい。
夕木春央さんも面白かった!
これも本格として良かったです。
正直、『方舟』『十戒』の描写が薄くてどうなのかなって思ったけど…『方舟』のシリーズはわざと必要最小限の描写でかいたのかしら?
夕木さんの他の作品も読んでみたくなりました。
阿津川さんはまさかの地蔵坊。
地蔵坊は持ってますがまだ未読。
これもまた良い話で地蔵坊も読んでみたくなりました。
今村昌弘さんは学生アリスシリーズ!
皆さん学生アリスに飢えていらっしゃるだろうしEMCのみんなに新しいお話で会えるのは嬉しいですね。携帯が出てくるのが新鮮ですがそんなに違和感も感じずに楽しく読めました。
有栖川先生のそれぞれの解説も読んでいて楽しかったです。
満足感が半端ない素晴らしい1冊でした。
こんなアンソロジーなら大歓迎です。
またやってほしいです。
