京極夏彦さんの「百鬼夜行 陽」読了しました。
人に見えないものが視える。闇の中に、他人の恐怖が悔恨が苦痛が悲哀が―視えてしまう。そんな男、榎木津礼二郎にとりついているのは魚の眼だった(「目競」)。『狂骨の夢』『絡新婦の理』『邪魅の雫』他の名作、そして『鵺の碑』に登場する者たちの闇と因果を綴る怪異譚。魔術的な語りの果てに―妖しきものが現れる。初文庫化!――――――
過去の登場人物達殆ど覚えてなかったです。
読み終わってうっすら思い出したり…
それにしても
病んでる…、皆病んでるなぁ…(^^;
明るい話はありません。
ここまでではないにしろ、皆さんに当てはまるような話があるのではないかと。
私は「鬼童」が一番印象的で、
「楽だから愚鈍な振りをする」っていうのが胸にグサッっときました。自分の嫌な部分を見せられたと言うか…
あれ…?これ自分のイメージ悪くさせてるたげじゃ(-_-;)いつも愚鈍な状態ではありませんよ~w
2話ほど私にとって身近な日光がでてくるのですが、これは「鵺の碑」のスピンオフなのかな?日光が舞台??
何時になったら読めるのでしょうか。
最後は榎さん視点の話で、これまでの話から楽になりました。榎さんの目のこととか、薔薇十字を始めるきっかけとか。外側からはハチャメチャにしか見えないけど、榎さんが見てる世界とか感じてることとか辛くて。でも榎さんの強さがあるから今の榎さんがあるのだなぁって。
榎さん、京極堂、関口くんの会話はいいですね。木場修はいなかったけど久しぶりに皆に会えて嬉しかったです。
よし!これで3ヵ月連続刊行の「鬼」に進めます。
