推理作家・有栖川有栖は、盟友の犯罪学者・火村英生を、敬意を持ってこう呼ぶ。「臨床犯罪学者」と。骨董品店“骨董 あわしま”で、店主の左衛門が殺された。生前の左衛門を惑わせた「変な物」とは…(「古物の魔」)。ほか、美しい海に臨む理髪店のそばで火村が見かけた、列車に向けハンカチを振る美女など、美しくも恐ろしい「お店」を巡る謎を、火村と有栖の名コンビが解き明かす。火村英生シリーズ、珠玉の作品集が登場。
骨董店の店主が殺害される「古物の魔」。
古書店での奇妙な事件「燈火堂の奇禍」。
芸能事務所社長視点の倒叙ミステリ「ショーウィンドウを砕く」。
火村が旅先で出会った日常ミステリ「潮騒理髪店」。
お客の話を聞くだけというお店『みみや』の女店主が殺害される表題作品の「怪しい店」。
5編からなる「店」をテーマにした短編集。
どのお店もすごく変わっているわけではないですが印象的でとても面白かったです。
「ショーウィンドウ~」は他の作品と違い犯人視点なのも面白いです。犯人視点で探偵達がどう映っているのかとかもいいですよね。
作家アリスシリーズも残り3冊で追い付きます。でもノベルスは苦手なので「インド倶楽部~」は文庫待ちかな。
