人間の顔は食べづらい | まったりクロスケ

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読書(ほぼ本格ミステリ)・推し活・写真・旅行・子供・食べ物など雑多なブログとなっております。

白井智之さんの「人間の顔は食べづらい」を読了しました。


「お客さんに届くのは『首なし死体』ってわけ」。安全な食料の確保のため、“食用クローン人間”が育てられている日本。クローン施設で働く和志は、育てた人間の首を切り落として発送する業務に就いていた。ある日、首なしで出荷したはずのクローン人間の商品ケースから、生首が発見される事件が起きて―。異形の世界で展開される、ロジカルな推理劇の行方は!?横溝賞史上最大の“問題作”、禁断の文庫化!(ブックデータベースより)



抵抗があった白井さんの作品。

ドキドキしながら読み始めました。

エログロと言われていましたがエロさは感じなかったかな(描写はあるけど)。グロさはあり、クローン施設なども気分のよいものではありませんが、読める範囲でした。

感想は…

凄く面白かったです!!

二人の視点で書かれていて、このパターンはアレだな…とは感じていましたが、見事やられました。

気持ちいい位の騙されっぷりでした。


ネタバレとまではいかないと思いますが、内容に軽く触れていますので以下注意してください。



食用クローンはぶくぶく太らせて200キロ!?

そしてあの飼育環境。

成長促進剤で体は大人だけど、知能は乳幼児。

そうなると色々と思うところもあるのですが、そんなことがどうでも良くなるくらいの面白さでした!

皆さんも言っていた探偵役と思われていた人物の途中退場。そしてまさかの安楽椅子探偵!?と思いきや実は!!


文庫には書き下ろし掌編「由島三紀夫のノート」も。由島さん!と思ったけど内容は…



思っていた以上に面白くて楽しめたので、もう1冊読んでみようと思います。白井さん初心者には2冊目どの作品がいいのでしょう。


それにしてもこの表紙は何度見ても嫌だ…