ムスコのガル男、中学編入試験の面接で大人味な回答をした後、いよいよラスト、オカンへの質問となったのである。

「ではわたくしから一つ質問を」と投げかけてきたのは、アメリカ人の先生からだったのだ。

そ、そっちからですか〜

と驚きつつも、彼女の質問に私はいたく感動してしまったのである。

その質問とは
学校に入ってから、ガル男くんは多くのことに戸惑い、勉強においても今のような成績ではなくなります。そこから這い上がる過程を厳しくしないで欲しいと私は望むんですが、お母さんはどのようなお考えですか?
というものだったのだ。


私は、前にブログで書いたまんまを話した。4、5年おきの引っ越しの我が家にとって行く先々を子供たちの故郷にしてやりたいから、帰国した時の準備よりも現地の生活を最優先でやってきたこと。帰国後、ガル男は準備をしてきた子に比べると不器用にしか成長していけないけど、その中で沸いてくる感情や葛藤から得るものを大切にして欲しいということ、だから成績に結果が現れてくるのを急がない、急かさない。でも少しでも結果に現れたら、宴を開くほど褒めたいと思う。そうやって本人と学校に丸投げではなく、家の中でできることを自分たちでもやって行く、といったことを回答したのである。

ブログの一記事を全部言うたな〜、とふと先生の顔を見ると、すっと指で目の下を拭うような仕草をしていたのである。先生、なんか、もっと話したいっす。

今晩、鳥貴族いかがでっか?

落ちかけたマスカラを拭いていたのかもしれないが、相思相愛感を感じたのである。

こうしてガル男とオカンの面接は終わり、手応えというよりも、なんだかほくほくした気持ちで家路に着いたのである。


合格発表は明日
学校の掲示板に貼り出されます。



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