先週末、夕方スーパーへ行った時のこと。
その日は見事なまでの「あぁ、何も作りたくねぇ」テンションであった。こんな時、日本ならホカ弁なりスーパーのお惣菜で取り敢えず、が可能なんだが、近所のローカルスーパーのお惣菜コーナーは、フライドチキンに、マヨネーズたっぷりマカロニサラダと
一生気が合わねぇ
というラインナップ。大和魂万歳みたいな胃腸を持つと、アメリカはしんどい。
なんか楽ちんメニューはないかなぁ、とお肉コーナーを通った時であった。いつもと違うものが並んでいることに気が付き、近づいてみるとディズニーランドで出くわした、食べ歩き用のサイズの概念をちゃぶ台ひっくり返すように覆してくれた、わらじサイズのターキーレッグ
これが置いてあったのである。
これならスモークされていてさくっと温めればすぐ食べれる、と旦那と二人、この足がいいだの、いやこっちの足の方がいいだの、身を乗り出して物色し、好みの足3本を選んで購入、帰宅したのであった。
さて、温めようと、パッケージをほどくと、さらにターキーが真空状態で包装されており、その裏面を見ると、cook thoroughlyの文字が。
中までしっかり火を通せ・・・とは・・・。
燻されてるのでは・・・
注意書きには、肉製品のため、菌が付着している可能性があるので、中までしっかりと火を通すようにと書かれている。さらに調理方法には、約120度くらいの低温のオーブンで、じっくり2時間。足が重ならないように鍋に入れ、少量のブイヨンを注ぎ、時折裏返して上下を逆さにし、ブイヨンを回しかけ、こげそうであれば銀紙でカバーするようにと・・・。
面倒の特徴てんこもり
こんなもん、やる気満々で取り掛かる祭りメニューじゃねぇか。冒頭で言うた、今日はやる気ゼロやと。なのに何度もキッチンへ行き、上下をかえし、愛でるようにブイヨンをかけねばならぬと・・・。
しかし、足しか買ってきていない。もうその方法に従うしかなかったのだ。
オーブンの前で思う。確かにディズニーランドでこの足食べてる時は、祭り気分だった。あのお肉コーナーで出くわした時も夫婦そろって祭り的テンションになった。そう、あの時から、本日の祭りは始まっていたのである。
2時間がたち出来上がった足は、買った時とさほど変わらない姿。こんなにも手間暇かけたなら、せめて大作風ないで立ちでいてくれよ、と切なくなりながらかぶりつき、これまた予想通りの味だなと思いつつ、静かに祭りは終了したのであった。
わっしょい。
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