シカゴへやってきて2年半が経つ。
 
スーパーへ行っても購入する物はほぼだいたい同じ、自分の定番というものがあり、その定番に対しては、特に色々と疑問を持つことなく過ごしてきた。
 
子供たちが学校へ持っていくお弁当は、ほぼ9割方アメリカのスタイルに合わせサンドイッチの為、冷蔵庫の中には何種類かのチーズが常備されている。
 
中でもアメリカへやってきて初めて出会うこととなったコルビーチーズは我が家のお気に入りだ。
 
そしてもう1種類いつもあるのがこちらのチーズ。
 
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クラフトのアメリカンsinglesというものだ。
私はこの「singles」をこの2年半ずっと誤解してきた。
 
シングルと言うからにはダブルもあると思っていた。singlesはダブルから比べるとおそらく何かを半分だけ配合され、ややカロリーオフになったチーズなのだとばかり思っていた。
 
しかし不思議なことに、どこへ行ってもダブルと遭遇しないにだ。 
 
そして私は今日知った。
 
この「singles」とは、日本で言う、スライスチーズが売られている形態の意味であったということを。
 
日本では1枚1枚薄くカットされたという「薄く」が商品名に。
 
しかしアメリカ
1枚1枚薄く切られて包まれた、の「包まれた」の個包装の方が重視されたネーミングのようなのだ。
 
 
一個一個丁寧に包装された商品など、様々な種類の食品において展開されている日本においては、いかに薄くカットされているかの方が消費者の心に響くと考えられるのだろう。
 
スライスチーズが出てくる前は、お馴染みのドカンと四角や扇形のプロセスチーズが主流で、このスライスは画期的だったのであろう。
 
となると、アメリカのsinglesと言うのは、おおざっぱなアメリカ人が、チーズ如き、一つ一つわざわざきっちりと包装してあげているのだよというところを アピールしたかったということになるのかも知れん。
 
国により、人々の心に響く箇所が違う。そしてそれは商品名にも反映される、と知った次第。
 
もしかしたら、他にも勝手に思い込んでいて全く違う意味の英語が私の中にはまだまだ存在するのかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 

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