結構すぐにへこみやすい性格だ。


相手にそんなつもりはなくても言葉やちょっとした表情で深読みしてへこむ。たまにド直球で来る人もいるが、そんな時は相当血だらけになる。


そうなると自分の発言はそこそこの注意を払い、選ぶ。

たとえば相手に何かを催促しないといけない場合、

「いやー、もしかしたら、もうすでに終わってて、こっちの手違いかなんかで、伝わってきてないだけかも知れないですけども」

と本題に入る前に長めの前置きが入る。


これは、相手のことを思ってというよりもむしろ

自分がストレートに言ったがために相手が気を悪くして、険悪なムードとなり、こっちがなんかすんませんと言わなアカンことになると自分がへこむから、そのための何十ものバリアを張っとこう、という自分を守るための手段であると思う。


ところが、ある日、そんな前置き一切なく、ド直球でお前、どないやねん、という言葉を喰らった日があった。


正直うらやましく、自分もこれくらい正面切って主張できたらな、と思ったのだが、案の定へこんだ。


へこみ15分後、旦那が帰宅。


「あなたも人の言葉でへこむことってある?」

と聞くと

「そんなもん、仕事しとったら、毎日のように刺さる言葉届くわ」

と旦那が軽く答える。

「それよりもほら、コレ見て~」

と日本の会社から届いた社内報の新年号を渡される。

新年のご挨拶、と各国の支店に赴任しているスタッフの写真が載っている。

以前赴任していたタイの会社のメンバーを探して、なつかしーとか言いながら、しばし盛り上がった。


ふと気持ちが軽くなっていることに気付く。


「なんや、パパと話してると気持ち、上がってくるんやね、あなたもそう?」と聞いてみた。

「そうやな、へこんだ時はと話すと上がってくるな~」と。


いやいや、「人」やのうて…


「え?私やなくて?」と聞くと

「せやから、人と話すと、やな」と答える旦那。


ンタ、「お前と」とは死んでも言う気、ないやろ。




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