日曜日、旦那が言う。夕飯雑炊作ってくれへん?
私、ステーキ食べたかった。
同じ昼食をとっておきながら、この胃袋加減の違いよ。こうして、妻は太り、旦那は痩せていくのか。それだけは嫌や。あの奥さん、ちょっとは旦那に分けてあげたらええのに、と思われるの絶対嫌や。
ステーキ気分やねんけど、と言うと、数分後、旦那もステーキ気分に変わる。旦那の胃袋なのか脳みそなのか、その許容範囲の広さに驚く。雑炊からステーキやで。
ということでシャンバークのステーキハウスへ行く。
アフリカ系アメリカンかなぁ、という雰囲気の彼が担当。お水を4つ持ってきて、「お待たせ、テキーラ4つ」とかおもろいこと言いよる。
メニューをオーダー。子供たちチキンテンダーにフライドポテト。私、フィレステーキ、ミディアムでお願いして、付け合せマッシュポテト。旦那、サーロインをミディアムレアでベイクドポテト。
まず、子供たちの料理が届いた。グリルドチキンがしかも一皿だけくる。おい、おじさん、子供二人おるやろ?1皿の時点で間違いに気づけよ、と思う。しかもグリルとチキンテンダーって、もう私らの発音ミスではないということ明らか。
すぐ、チキンテンダー二つ持ってくるから、と厨房へ戻っていった。グリルドチキンは食べてええよ、とテーブルへ置いていく。
続いて、私たちのオーダーが届いた。フィレステーキにベイクドポテト。サーロインに炒めたマッシュルームが来た。ようけ間違ってる。
フィレにはマッシュ、サーロインにベイクドや。マッシュポテト持ってきてという。わかった、と答えるおじさん。待ってる間にお肉食べようと思ってカットすると、旦那のサーロイン、ミディアム。私のフィレ肉、ミディアムレア。
おっさん、間違えすぎやろ。
良かったん、最初のテキーラ4つ、のつかみだけやんか。
そして何よりも驚いたのは、ミスったオーダーの品を次々とテーブルに置いていくのだ。間違ってるよ、というと、ほなコレ、食べてええから、とすぐ言う。自己判断、早すぎる。
彼は私たちのテーブルの後ろも担当していた。
このサラダ、違うよ、と言われてる。また間違うてる。
彼が担当したテーブルからは絶対儲けが薄いハズや。
あの店、おいしいから、つぶれないでほしい。