今日はHEPホールの美術展へ行った。


東學墨画展「天妖」 






HEPのイベント情報で、「天妖」の宣伝折込は手もとにあり


その絵は、私には遊郭の漫画に写っていた。。








会場に行ったら、想像していなかった圧巻を目にして


私の顔は笑ってしまいました。嬉しくてです。






ギャラリーとは違う、HEPホールの空間の大きさは


アートの個展では、作品の物足りなさを感じる事がよくある。






東學墨画展「天妖」 は


薄暗い空間に、等身大に描かれた「天妖」のパネルが


空間を余すコトなく、並べられていた。


妖艶な女、蠍や髑髏が纏われる着物、


遊郭の回廊を巡るように、さまざまな「天妖」を眺めながら進む。








薄暗いあかり、天妖に添えられた花、天上から吊り下がる朱色の角材


美術館では体感できない、


「天妖」の為に構成された空間で、極上の鑑賞を味わう事ができた。







最後の空間は、一転して明るかった。


天井には一面のカスミソウが飾られ、白光のあかりは


カスミソウから差し込む、


まるで、天国に舞い込んだような感覚になった。


そして、一番大きな作品


「風之女神、雷之女神」


感嘆の声「あっ」と思わず出る感じだった。






最後の空間は、もちろん強烈で堪能できますが


私は、薄暗い空間のさまざまな天妖の中に


魅了されて立ち止まったものがあります。






この個展で、花の演出がとても魅力的でした。


2次元の絵画に、違和感なく3次元の花が活けられていたのは


初めての感覚でした







水皿に活けられたテッセンが、


等身大の天妖が横になった足元に


違和感なく飾られ





薄暗い中から私は、


まるで生きた天妖の姿を覗き見しているような


感覚になり、見入ってしまいました。







妖艶な天妖の背後から、飾れらた紫陽花も


天妖と紫陽花の背面からの照明の演出で


天妖が実在する人影をつくりだしてるような


陰陽な趣を醸しだしていました。




スポットを浴びているのは「天妖」なのに


その存在をリアルに感じ、味わっているのは私であり、


非日常的な空間に、紛れ込んだかのような




極上の演出が、


まるで舞台上に紛れ込んで、自分がフィクションの世界を


体感しているような鑑賞ができました。







この二度と味わう事ができないかもしれない遊郭を









また明日も、見に行こうと思いました。














こんな日の空は・・・・




ビルからの眺め













感嘆な感情には


虚無な夕暮れが、目に優しいです。。。