今日はコンサートへ来ている。
ものすごく久しぶり。
もう半年も前に申し込んでチケットを何処に置いたのか忘れるくらいだ。
そして、この人の歌を単独のコンサートで聴くのは初めてだ。
白鳥英美子
山室さんのほうがわたしにはわかりやすいけれど、もう結婚されてからだいぶ経つ。
わたしの記憶は至って不確かであやふやだが、
KIEYO以外の歌を聴きに来たのは2人目
聞いても良い、聴いてみたいと思ったのは
五輪真弓とこの人だけだ。
男性でも1人聞いてみようかと思う人はいたのだけれど、
どうにも最後の一押しが踏ん切れず、そのままだ。
きっと、聞いたら気持ち良いのだろう。
そして同時にKIEYOじゃないことが気になって逆効果になりそうだとわかっている。
女性だから、なのか。 それとも声質なのかはわたしにもわからない。
でも、五輪真弓と白鳥英美子は聴いてて気持ちいいに違いないと思ったのだ。
そして、その通りだった。
しばらく歌を聴けないで薬切れ状態で聴きに行った五輪真弓は死ぬほど気持ちよかった。
そしてもう1人の救世主、白鳥英美子の歌をやっと心ゆくまで聴くことができた。
一曲ではなく、溜飲が下がるまでたっぷり。
誰にしてもCDとか音源ならわざわざ会場に足を運ばなくてもあるのだ。
今日も会場で販売してたし。
でも、わたしが聴きたいのは生歌なのだ。
それ以外はいらない。
別に会場であっても目を閉じて聴いてたりするのだから、
それならCDでもいいはずで、それなら簡単なのに、
でもわたしは生で聴きたい。
どうしてなのかはわからないし、説明もできない。
でも、今日の白鳥さんの声は透き通るようで、空気まで浄化されたように美しくて清らかだった。
これだよ、これ。
あぁ~、気持ち良かった。
なんて久しぶりの気持ちよさだろう。
以前、自分が当たり前のようにそれを享受していたことをしみじみ思う。
その時、この幸せは今ここにあるだけ。貴重だとわかっている。わかっているけど、どんなにわかっていてもそれを手の中に留めておくことも、その大切さを今痛感することもできないのだと考えていた。
そして、その通りの今がある。
わたしの絶望感はそこにあり、それに尽きるのだ。
この気持ち良さは、わたしだけのもので、多分誰も同じ感覚を持つことはないのだろう。
なんてこった。
あ〜、すべてが透き通るような声だったな〜。