いつもブログ読んでくださり
ありがとうございます。


2日連続
行ってきました!
叔母の通院同行。
片道2時間…昨日は5:20分発、今日は6:30発、正直、結構疲れてます。



昨日は胃カメラ。
今日は大きな病院で、消化器外科の先生から治療についての説明です。



CDの胃カメラの画像とCT画像、紹介状。
それらを見て、標準治療の説明がありました。さらに造影CTを撮り、浸潤具合も調べてもらいました。




普通ならオペ適。



ステージ2aだと思われる。
しかし、高齢なので合併症リスクもあるし、廃用が起こる可能性も高い。


血液検査の結果、アルブミンが2.8。
低栄養だな〜。
ヘモグロビンは回復していて7.9。


とはいえ、胃カメラの画像を今一度よく見せてもらうと、癌は胃の小腕部にドーナツ状に大きく広がっています。
表面からは出血があり、そこが貧血の原因となる出血源でした。
癌の表層からの出血なので、レーザーで止血なんかは到底無理。
止血をするためには手術で癌を取り除かねばなりません。


胃を全摘しなければいけないわけではなく、噴門部は残せるし、腹腔鏡手術でも可能ということでした。
少し希望が持てるお話。





ところが…

血液検査の時も、いつもの通り


   


「イタ〜いガーン




と絶叫する叔母。


さらに、造影CTの検査が待ちに待って2時間。待ちくたびれたのか、血液検査した際に造影剤のために確保しておいたルートが痛い痛いと、2、3分ごとに絶叫❗️

絶叫したら抜いてくれる、と子どものように思っているのかもしれません。
しまいには、ナースステーションまで歩こうとしていたので全力で止めました。



こんな感じの叔母のですが、まだ認知症の診断は受けていません。


手術を受けるか受けないか。
認知症の有無はとても大切です。
手術を機に一気に認知症が進む可能性があるからです。
せっかく病変を取り除いても、本人が家族の顔もわからない状態になってしまってはQOLもクソ(失礼!)もありません。



待っている間に長谷川式認知症スケールを取りました。
会話にまぜながら気づかれないように。
結局、気づかれてしまい、おばちゃんは頭が空っぼだ〜、とかなんとか言っていましたが、確かに長谷川式で10点。30点中の10点。認知症としては重度になりつつあります。
短期記憶はさっぱり、計算も全くダメ。
テスト環境として集中できていなかったので、そこを割り引いたとしても中等度の認知症。
興味のあること、自分のことは、昨日のことでも覚えているところはあるので、全くの記憶障害ではありません。
なんだろう?恐らく記憶のつながりを作っていったり、辿っていったりすることが困難になっているのだと思われます。



とにかく…





待てない!

嫌なものはイヤ!




前頭葉機能の低下はあるだろうと感じました。



胃がんに対して医師の示した選択は2つ。


・手術をする。しかし、離床できるようになるかどうかはわからない。


・手術しなかった場合、貧血が進めば、浮腫み、胸水、脱水などの症状が現れ、ターミナルケアの状態になる。
また、今は胃の内部に留まっている癌が肝臓や肺に転移する可能性もあり、それらの症状も出てくるだろう。



どちらにしても、終末期の心構えを家族はしなければならない、とおっしゃっていました。
外科医的には、手術適応だということはおっしゃっていましたが、手術にあたっては全身状態の検査、呼吸器や大腸の検査も必要というお話です。
“切れない”とは言わないところが外科医だな、と思いつつ、大腸内視鏡の下剤(ニフレック)をまず飲目ないだろうから、結果的に手術は無理ということか。
さらに、CT上も直腸にポリープ疑わしき大きめ膨らみがありました。腸の半分くらいまで塞がっています。ポリープだとしたら、かなり大きい。
叔母が、便がつかえている感じがすると言っていることからも、もしかしたら?と思います。
胃と腸、どちらにも病変があるとしたら、もう諦めるしかないのかな…





家族としての後悔…

叔父にも、息子さんにも聞かれたことなのですが、まめに近くの医院に行っていたけれど、癌だとわからないものなのか、と。

叔母の行っていたクリニックでは、血液検査もしてくれたり、便潜血の検査もしていたり、といろいろやってくれた方だと思います。が、胃腸は内視鏡で見ないとわかりません。

どうしても家族には、あのときどうして?という思いが残ってしまうものなんですね。




たぶん、何もしなければ来年の夏を乗り切れない、乗り切れたとしても冬は厳しい、と医師から言われました。
その理由は、貧血から生じる脱水。貧血がひどくなると、浸透圧の関係から血管外に水分が流れ出てしまうそう。それで浮腫みや胸水が出るのだけど、その状態に至るまで、どれくらいか?
ただでさえ、脱水を起こしやすい高齢者なら、夏の暑さは厳しいだろうと思います。




叔母の「イターイ❗️ガーン


の絶叫は、もう痛いことはしたくないという心の叫びなのかもしれません。
一方で、あのとき手術しておけばよかった、と家族が後悔しないことも大事です。
来週の受診までに、この状況を受け止めて、判断しなければなりません。


私もまだ考えがまとまらないです。



追記

・医療療養型
・看護付小規模多機能
・緩和ケア病棟

この3つからの選択かな、と考えています。

“家がいい”という叔母にとっては、“かんたき”と呼ばれる看護付小規模多機能がよいのだと思います。
訪問、通所、泊まりを組み合わせて、今のうちから馴れておく。
いざとなったら見取りをお願いすることもできます。
無駄に点滴もしないだろうし、痛いことは極力さけられる。一方で、胸水が出て呼吸が苦しくなったときに、酸素投与ができない、という問題があります。
ボンベを持ってくれば、全くできないわけではないですが、24時間使うというわけにはいかないですから、それなりの苦しさは我慢しなければならないのが現状なのでしょう。
その状態から入院に切り替えることもできなくはないので、選択肢のひとつではあります。

一番スタンダードなのは、医療療養型の病院で見取りなのですが、病院なので医療をしないわけにはいきません。療養型なので最低限ですが、食べれない水も飲めないとなれば24時間の点滴。
叔母の大嫌いな点滴です。
自己抜去してしまうかもしれないので、拘束されるかもしれません。寝たきりになったら、その元気もなくなっているかもしれません。
酸素投与くらいはしてくれると思います。肺炎が起こったら抗生物質くらいは入れてくれると思います。肺炎は高齢者にとってはつらいです。熱が出て、ハァハァと何日もつらい呼吸が続くこともあります。フルマラソン以上にきついのではないかと思います。
そういう苦しさは楽にしてあげたい。

もうひとつ、中間案として緩和ケア病棟を考えてもよいかと思いました。
ハードルは高いですが、家から一番近くの病院にもあります。
今の人なら自然に看取ってもらうということに抵抗は少ないと思いますが、叔父の年代だと、医療をすること=やり遂げた感、という考え方がありそうです。
家族のやりきったという思いは、残された家族が一歩踏み出すために、とても大事なことです。
最期苦しまなかった、というのも大事なことです。
それらを考えると、ハードルは高いかもしれないですが、相談してみることは、やってみても良いのではないかと思いました。

どれも一長一短があります。
叔母らしく看取る最善の方法は何だろう…?

難しいです。