続きです。
『あのー、今朝方この店に寄った時に、財布を落としたかもしれないのですが、届いていませんか?』
店員さんはこっちを向きました。
ニコッ。
え?
『ええ、届いていますよ』
えー!!!!!?
嬉しい!!!!!!
ここまで戻ってきてよかったぁぁぁぁ~!!
店員さんは事務所に入っていきました。
ところが年配の女性が出てきて、色は何ですか?と聞くので、『紺色です』
すると女性の顔が曇りました。
『黒なんですけど』
え?
財布の色を一生懸命思い出します。
黒だったっけ?
いや、確か、紺だったよな。
自分のほかにも落とした人がいたのか?
『この店のどのあたりで無くされたか覚えていますか?』
『いや、それが気がついたら無くなっていたんです』
『中に身分証明なども入っていますから、見せてください。』
というやり取りの後。
『少し待ってください。』と女性が奥に引っ込み、ビニール袋に入っていたものを持ってきました。
取り出すと、それは・・・
紛れもない、自分のものでした。
財布の色は黒っぽい紺色でした。
黒に見えたんですね。
中にあった身分証明を見せると、店員さんたちも納得。
届けてくれた方は、外のタバコの灰皿付近で拾ったとのこと。
その近くに駐車してたいたので、やはり車から降りた時に落ちたのでしょう。
名前も名乗らず届けてくれたそうです。
うわー、嬉しい!!!!